恋人の影響で何かにハマることってよくありますよね。しかし、度が過ぎてしまうと生活に大きく影響をきたしてしまうことがあります。今回は、その中の一人である葵生さん(仮名:28歳)による体験談をご紹介します。
初デートにパチンコへ連れて行かれる
写真はイメージです。(以下同じ)
上京して3年目の春、とある男性とマッチングアプリで出会った葵生さん。彼と何度か会ううちに、紳士的な対応と時折見せる男気に惹かれて無事に交際したそうです。 「そんな彼が、まさかの初デートにパチンコを提案してきたんです。正直ドン引きしましたが、よく考えると付き合う前に垣間見えた男気は、ギャンブル魂の一部だったのかなって」 そう語る葵生さんですが、実際にパチンコ屋に赴(おもむ)いて彼の横で初めてパチンコに触ったそうです。やり方に右往左往する中、彼が隣でなんと大当たりを連発させます。その様子を目の当たりにした葵生さんは、みるみるうちにパチンコに興味が沸くことに。 「短時間で簡単にお金が稼げるなんて夢の話じゃないですか。そんな瞬間を目の前にすると私にもできるんじゃないかって思ってしまって。言ってしまえば、すべての始まりはここからでした」
パチンコにどっぷりハマってしまう
彼氏に連れられて初めて行ったあの日を皮切りに、暇さえあればパチ屋に出向うほどパチンコにハマってしまった葵生さん。気が付くと彼氏よりもパチンコ三昧になっており、そんな現状に逆に彼が引いてしまい、更には距離を置かれる始末。 「迫力ある負け方もしましたが、自分で言うのも変ですが、センスがあったのか彼氏以上の大当たりも何度か経験したんです。たくさん引き当てたら、距離を置かれた彼氏にもう一度振り向いてもらえるんじゃないかな~とかその時は真剣に思っちゃって。この勘違いに気づいて今すぐやめるべきだったところを、どうしても都合よく考えてしまいました」