ストッキングやタイツの厚さを表す単位のデニールを、それぞれに比較してみました。80・40・30デニールで細く見えるのはどれでしょうか?美脚効果があるストッキングやタイツを選んで、素敵に履きこなしてみましょう。また、上手く履くコツもお教えします。

細く見えるデニールの単位は?

細く見えるデニール単位は30~40がおすすめ!

ストッキングやタイツの厚さを表す単位のデニールは、数値が大きさが糸の太さや生地の厚さ、つまり温かさになります。足が細く見えるようなデニールのストッキングを履きたい場合の単位は、30~40ほどのデニールを選ぶといいでしょう。

30~40デニールだと分厚すぎず、程よく地肌が透けて見える厚さなので、脚に陰影ができてメリハリのある美脚に見えるんですよ。30~40デニールはタイツの中でも薄手なので、温かい季節におすすめです。

季節で言うと春や秋は40デニール、初夏あたりからは30デニールがおすすめです。程よく足を引き締め、メリハリのある綺麗な脚に見える数値として、覚えておきましょう!ちなみに分類としては30デニール以下がストッキング、それ以上がタイツとなります。

寒い季節は80デニールのタイツがおすすめ!

脚が細く見える美脚デニールは30~40とお伝えしましたが、これらは薄手なので冬に履くのは少々寒いですよね。冬におすすめのデニール単位は80です。80デニールは厚手ですが、ほんのり透け感もありボッテリとした感じになりません。

透け感があるにもかかわらず、しっかりと温かく防寒対策もできるのが嬉しいですね。特に女性は下半身の冷えが天敵なので、寒い冬は無理に薄手のものを履かず、80デニールのタイツを選びましょう。

シーズンごとに選ぶ場合、春・秋が40デニール、夏が30デニール、冬が80デニールくらいが快適に過ごせる厚さになります。あくまでも目安ですので、その日の気温や見え方などと合わせて選んでくださいね。

脚が太く見えるデニールは110以上!

脚が細く見えるデニール数をご紹介しましたが、反対に太く見えるデニール数も知っておきましょう。足が太く見えやすいデニールは、110単位以上です。ここまで行くと美脚効果よりも暖かさを重視して作られていると考えた方がいいでしょう。

寒さの厳しい季節は、110以上のデニール数を目にする機会も多いですよね。120~160くらいの厚さがあるデニールのタイツもあります。しかしこれらは生地が厚い為、透け感がほとんどなく脚が平坦に見えてしまいます。

また、生地そのものの厚みが脚の太さを強調してしまう為、かなり脚が太く見えてしまう可能性があります。温かさの面から見ると110以上のデニールは優秀ですが、美脚効果を狙うなら寒くても110単位以下のデニールを選んだ方がいいですね!

デニールを比較!80デニールはどんな場面に履くべき?

80デニールは冬場の寒い季節などに履こう

80デニールのタイツは寒さが本格的になってくる冬場に売出しの勢いが増すアイテムです。80デニールは生地も厚く寒さ対策ができるので、寒い冬に履くのがおすすめです。

美脚効果が薄くなる110デニールの一つ下の数値ですが、80デニールはまだ薄さが感じられる為、程よく美脚効果が期待できますよ。脚を引き締める美脚効果と寒さ対策を両方選びたい方は、80デニールがおすすめです。

例え冬場でもスカートを着て外出したい方はいますよね。80デニールならスカートと合わせても可愛く見えますし、素足や薄手のストッキングよりもずっと温かさが感じられます。

80デニールと60デニールの見え方を比較

80デニールと近いデニール数のタイツを比較します。まず80デニールより一つ下の60デニールですが、80デニールよりも薄手の分美脚効果も上がる印象です。

透け感は控えめですが脚にぴたっとフィットする感じで、すんなりとした美脚に見えるでしょう。気温としては本格的な寒さよりも肌寒い程度の日に履くのがおすすめです。60デニールはやや薄さが目立ちますが、冬場でも晴れて気温の高い日なら履けるでしょう。

厚い80デニールよりも、薄さのある60デニールの方が美脚に見えます。しかし防寒面で見ると80デニールの方が高いので、そこは個人の感覚で選んだ方がよさそうですね。

80デニールと110デニールの見え方を比較

次に、80デニールと更に厚い生地の110デニールの比較をしてみましょう。110デニールになると素肌は全く透けず、完全に生地で脚を覆い隠すような見え方になります。

防寒対策にうってつけの厚さですが、その分重たい印象になり、足全体もやや太く見えてしまいます。脚が太く見えても防寒対策したいという方は、デニール数が高いタイツでも大丈夫です。

例えば雪が降るけど外に出なくてはいけない日など、本格的に寒さ対策が必要な日は110デニールを選んでくださいね。黒など暗い色が重たく見える場合は、カラフルなカラータイツを選んでみるのも手です。

デニールを比較!40デニールはどんな場面に履くべき?

40デニールは冬と夏以外に役立つ厚さ!

40デニールのタイツはどちらかと言えば薄手なので、見た目もスッキリとした薄さが目立ち、履いた感じも軽やかでしょう。40デニールになると透け感が出て、ほんのりと素肌が見えるくらいになります。

美脚効果が高い数値なので、基本的に脚を綺麗に見せたい方は、40デニールが一番いいと思います。程よい透け感があり、かつ薄すぎない絶妙な厚さが40デニールです。

季節的には寒さが和らいできたけど、まだ素足で出掛けるには寒い春先がおすすめです。また、風が冷たくなってくる秋口もおすすめです。40デニールのタイツは、履けるシーズンが長い為何かと役立つでしょう!

40デニールと30デニールの見え方を比較

40デニールに近い厚さのタイツと比較をします。30デニールは、カテゴリーとしてはストッキングに入ります。ただし薄手のタイツにも30デニールはあるので、ストッキングと薄いタイツの両方あると考えておきましょう。

30デニールのタイツは薄く、着用感もストッキングに近くなってきます。素肌がしっかりと透けて見える厚さで、かつ美脚効果も抜群です!黒などの濃い色を選んでも、素肌は透けてみるほどの薄さです。

絶妙な透け感と引き締め感が美脚に見せてくれ、かつセクシーな印象にもなります。フォーマルな席には似合いませんが、涼しげで美脚に見えるタイツは断然30デニールですね!

40デニールと50デニールの見え方を比較

50デニールは、大分透け感が控えめになり、見た目の印象や履き心地も変わってきます。膝の部分など生地が伸びて薄くなる部分は透けますが、あまり地肌は見えません。

その為40デニールよりも落ち着いて、フォーマルな印象になります。40デニールの透け感が少し心配になるシーンでは、透けない50デニールを選んだ方がよさそうですね。清楚なファッションにもよく合います。

厚さとしてもそこまで厚くないので、美脚効果を出しつつ透けないタイツを選びたいなら、50デニールがぴったりです。一方軽い透け感が欲しいなら、40デニールがおすすめです。