トイレに駆け込み警察に電話
林さんから私の番号を聞かれ教え、男性に電話を切り携帯を返すとすぐに抱きついてこようとし「やめてください!」と言うと「いいやん。へるもんやないし。」と言い、胸や下半身まで触ろうと手を伸ばしてきました。
とにかく下ろさなくてはと思い、近くにあったコンビニに停め、「トイレに行ってきます。」と言いトイレに行きました。
すると林さんから電話が掛かり「大丈夫?下りれた?警察に電話してね。」と言われ簡単に状況を説明しお礼を伝えた後、すぐに警察にも電話して状況を説明しているとドアの向こうから「誰に電話しよるんか!どうせ警察やろうが!出てこい!」と大声で叫び、ドアを何度も蹴っていました。
私はとっさに「林さんと電話してるの!」と嘘をつくと「あ!そうなんやね」と信じた様子で優しい声になり、その場を離れました。
電話越しに声が聞こえた様で「すぐに行くのでトイレから出ないで下さい。警察が到着しましたら声を掛けますので鍵を閉めていてください」と指示がありました。
それから間もなくしてドア越しに警察の声がし、ゆっくりドアを開けると男性は数名の警察官に囲まれ、少し離れた所で話をしていました。
私はコンビニの奥の部屋に呼ばれ、被害届を記入し外に出ました。その時男性は既に警察署に連行されていました。相手は私よりはるかに大柄な男性。
あの時、林さんの電話がなければ私は今頃…と考えると今でもゾッとします。
(20代・女性)
今回は、危険を感じたエピソードについてまとめました。
あなたの周りに危険な人はいないか考えてみてくださいね。
文・fuelle編集部