字が汚い女性は病気なの?

字が汚い女性は損してる?字をきれいに書くための5つの方法
(画像=『Rolmy』より引用)

字が汚い女性はそもそも病気なのでは?と考える方もいるかもしれません。
実は「字がうまく書けない」という「障害」が存在するのは事実です。

字が汚いことはどのような病気、障害に当てはまるのでしょうか?

学習障害「ディスグラフィア」

字が汚い女性は損してる?字をきれいに書くための5つの方法
(画像=『Rolmy』より引用)

学習障害の一つに「ディスグラフィア」というものがあります。
ディスグラフィアとは、「書字表出障害」と呼ばれるもので、文字や文章を書くことに困難がある障害です。

字が書けないということではなく、マス目や罫線に沿った文字が書けない、メモがうまく取れない、文字を書く際に手首がおかしな方向に曲がる、紙の向きがおかしいなどの特徴が見られます。

単純に「字が汚い」=「病気・障害」と判断するのは難しいでしょう。

大人になってから「ディスグラフィア」と診断される方もいますが、専門家からの診断が必要不可欠です。

参考:LITALICO仕事ナビ 『大人の学習障害(LD)とは?主な3つの症状・特徴と発症の原因について解説します』
参考:ブレインクリニック 『ディスグラフィア(書字表出障害)とは?症状や原因・訓練・対処法について』

筆跡心理学

字が汚い女性は損してる?字をきれいに書くための5つの方法
(画像=『Rolmy』より引用)

心理学の中に、西洋で100年以上前に誕生した「筆跡心理学」というものがあります。
筆跡心理学は、字体で「性格」や「行動」の傾向がわかるというものです。

例えば、ハネの強さや払いの向き、筆の置き始めなどから「信念を持っている」「人からの命令を嫌う」「物事への積極性」などの傾向を読み取ることができます。

ただしあくまでも、性格や行動の「傾向」がわかるもので、その人の「精神状態」までを完全に読み取ることは難しいでしょう。
つまり、字が汚い女性の字体を「筆跡心理学」で読み解いても、性格や行動の傾向は予測できても「心に抱える病気」などを診断することはできません。

病気や障害を判断するには専門家からの診断が必要ですが、字が汚いのは自分の「努力不足」だと責めてしまうのは危険です。
「字は個性」とも言われており、体調の悪い日・調子がいい日で自分の字を振り返って見ればいくらか「差」があるのかもしれません。

ただし、「突然字が書けなくなった」などの症状が出た場合は要注意です。
もしかすると、体や脳からでる「不調のサイン」かもしれません。

その場合は必ず専門家へ相談するようにしましょう。

参考:PRESIDENT Online 『筆跡DE精神鑑定「字が汚い人は心も歪んでいるのか!?(笑)」』