賃貸物件を多く持っている「不動産業」

一般の人にとっては、不動産会社と言えば不動産賃貸や不動産売買などの「仲介業務」のイメージが強いかもしれませんが、大手不動産会社は自社で土地を取得し、マンションやオフィスビルを完成させ、賃貸することによって収益をあげています。

例えば、ランキング1位の住友不動産は「ラ・トゥール」ブランドで高級賃貸マンションを展開し、「住友不動産」という名称を含む多くのオフィスビルを展開しています。

鉄道の事業用地などの不動産を持つ「鉄道業」

鉄道会社も多くの土地を保有しています。ランキング2位のJR東海は東海道新幹線の運営会社であり、駅や線路の周りで多くの土地を保有しているとされています。

鉄道会社が駅前の再開発プロジェクトなどに参画している事例も多く、最近ではJR東日本が高輪ゲートウェイ駅の開業など、「品川開発プロジェクト」の事業主体となっていることでも知られています。

工場用地として不動産を持つ「トヨタ自動車」

日本最大級の企業であるトヨタ自動車も工場用地などとして全国で多くの土地を取得し、最近ではこうした土地を活用した新たなプロジェクトも発表され、注目を集めました。

そのプロジェクトとは「Woven City」という実験都市の建設で、静岡県裾野市の東富士工場の跡地で新たな街造りを行い、自動運転車やパーソナルモビリティなどのさまざまな先進技術を実験的に導入していくとのことです。

自社で土地を保有しているからこそ、こうした新たな計画をスピーディーに実行に移すことが可能なのでしょう。

“不動産リッチ”かどうかに着目を

賃貸事業の展開、キャッシュ化、担保としての活用、信用力の向上……不動産を多く保有していることは、企業にとって大きな強みと言えます。どんな企業に就職するか、どの企業に投資すべきかを考えるときなど、保有資産の中でも“不動産リッチ”かに着目してみると新しい発見があるかもしれませんね。

提供・UpU

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