昔は完璧主義で周りの目を気にしていた
――逆にいうと、以前は楽ではなかったということでしょうか?
蓮佛「そうですね。どこか完璧主義だったり、周りの目を気にして、神経質な部分もありました。でも今はいい意味でどうでもいいと思えていて、そういう自分を心地よく感じています。自分の好きなこと嫌いなこと、自分が求めているものが分かってきた。そうしたものを30代、40代、50代と、どんどん探究していきたいです」
飛び込みたいと思った場所に飛び込める脚力を付けたい
――安住とは違うんですね。
蓮佛「はい。同じ場所にずっといるのではなく。私は仕事に関しては、好奇心と探究心は強い方だと思います。経験値があがっていくと、どうしても分かっている範疇のことで物事を完結させようとしてしまいがちですよね。頭が固くなったり。そうではなく、いろんなことを柔軟に受け入れられる人間になりたいし、いろんな景色を見たいんです。だからこのお仕事は天職だなと思います。いろんな人と出会えて、いろんな価値観に触れられて。たくさんの気づきがあるので、それをどんどん耕していきたいと思っていますし、飛び込みたいと思った場所に飛び込める、脚力を付けたいと思っています」
ドラマ放送に向けてメッセージ
――ありがとうございました。最後にドラマ放送に向けてメッセージをお願いします。
蓮佛「足にハンディキャップもあることから姉と比べられ、ずっとモノクロの世界で育ってきたような有美と、12年前のある事件をきっかけに人生が180度変わってしまった仁美を演じました。本当に怒濤の展開が同時に起こっていく作品なので、一緒に巻き込まれながら見ていただきたいです。その中で、極限状態に陥ったときに見えてくるゾッとするような人間の残酷性や、そうした人たちがあがいてどこにたどり着くのか、ぜひ登場人物たちの心の動きも楽しんでいただけたらと思います」
<撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
提供・女子SPA!
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