愛犬にぴったりのフード選びは、ココをチェック!

肥満予防のためにはフード選びも大切なポイント。
年齢や活動量、太り気味かどうかなど、愛犬の状態を考慮して、最適なものを選んであげましょう。

元気の素は食事から!「肥満」を防ぐ生活習慣
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

※パッケージはイメージです。実際の商品ではありません。

①年齢に最適な栄養バランスのものを

ライフステージ

幼犬は、体重当たり成犬の約2倍の栄養を必要とします。しかし成犬期、高齢期と年をとるにつれ、基礎代謝は低下していき、若いときと同じ食事では太りやすくなったり、内臓に負担がかかったりします。フードは、愛犬の年齢に合ったものを選びましょう。

②愛犬は少食派?大食漢?

保証分析値

食べたときに実際に体内で利用できるエネルギー量。
この数値が高いフードほど、少ない給与量で効率よく栄養が摂取できるため、食の細い愛犬などにはおすすめ。逆にしっかり食べたいタイプの愛犬は、給与量を守らないと、肥満の原因になるので注意しましょう。

③フードの個性を比較しよう

代謝エネルギー

フードに含まれる各栄養素の構成比が示されています。タンパク質や脂質、繊維質の比率は、同じ成犬用でもブランドによって差があります。フードの個性が表れるところなので、ぜひ比較してみましょう。
活動量の多い愛犬には、タンパク質が豊富なフードを。また脂質が多いと、嗜好性は高まりますが、その分太りやすくなるので注意を。

④アレルギーのある犬は要チェック!

原材料

原材料は、多く含まれているものから順に書かれています。食物アレルギーが気になる飼い主さんは、タンパク源のチェックを。
牛・豚・鶏など、過去に犬が口にする機会の多かった動物性タンパク質や、小麦に含まれるグルテンなどがアレルギーの原因になりやすい食材、ラムや魚、グルテンを含まない米や大麦などは、なりにくい食材といわれています。

⑤主食選びの大前提!

総合栄養食/AAFCOまたNRCの栄養基準をクリア

フードには、ドライやセミモイスト、ウェットなど様々なタイプがありますが、主食には「総合栄養食」と表示されたものや、AAFCO(米国飼料検査官協会)やNRC(米国科学アカデミー)の栄養基準を満たしているものを選んでください。これらは、新鮮な水とフードだけで健康を維持するのに必要な栄養素をすべて摂取できます。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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