核家族化・晩婚化・少子高齢化が進む現代の日本社会で、孤独死の問題は深刻化しています。そんな孤独死の現場で働く遺品整理人・小島美羽さん(30歳)さんは、父親の死をきっかけに遺品整理・特殊清掃の仕事を始めます。
小島さんは孤独死現場をミニチュアで再現する活動もしており、8月に出版された『あなたの生きた証を探して 遺品整理人がミニチュアで表現する孤独死の現場』(竹書房)では、小島さんが孤独死の現場で働いてからの8年間が詳細に描かれています。
前編では、遺品整理・特殊清掃の実態や、自身が孤独死を問題視し始めたきっかけなどを聞きました。今回は、本書から第2話を紹介。遺品整理人として働く8年間を経て感じたことや、孤独死の現場における問題など、さらにリアルな現状を聞いていきます。
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