思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか? 今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。
赤シャツの男
2019年の6月頃の出来事です。
大学の授業終わりに学校近くで一人暮らしをしている友人の家で仲良しグループ数名で、いつものようにゲームをしたり、テレビを見たりくだらない時間を過ごしていました。いつもならそのまま、その家に泊まり次の日学校へ行くのですが、ひとり私だけが翌日の朝に予定があり、終電で帰ることになりました。
友人の家の最寄駅から実家の最寄駅まで、同じ路線で乗り換えもなく各駅停車で40分程の距離で、最終停車駅が私の実家の最寄駅になっているので、12時過ぎ頃に電車に乗り込みました。
後20分ほどで目的地まで着く頃に、1人赤いシャツにダメージジーンズでボロボロのグレーのクロックスを履いた男性が乗ってきました。