日常に取り入れられる瞑想法3つ
お寺に行って坐禅を組んで…という瞑想はなかなか機会がありませんよね。
しかし、瞑想は日常生活の中でも簡単に実践することができます。
ここでは日常にすぐに取り入れられる3つの瞑想法をご紹介します。
呼吸
もっともオーソドックスな瞑想法として、“呼吸を観察する”というのが挙げられます。
自分の呼吸に集中することは、瞑想の基礎にもなるものです。
ゆっくりとした呼吸をし、呼吸のスピードやそれによるカラダの変化を、客観的に観察してみましょう。
- やり方
- 頭の中で8秒数えながら、鼻から息を吸う。
- 同じように8秒数えながら鼻から息を吐く。
- それによるカラダの変化を観察しつつ、1分〜5分ほどくり返す。
ロウソクを目の前に置いて、呼吸によるロウソクの火の揺らぎを観察しながら行う、というのも効果的な方法です。
食事瞑想
「食事瞑想」はその名の通り、食事をしながら行う瞑想法です。
マインドフルネス・イーティングとも呼ばれています。
食材を五感で味わいながら、ゆっくりと味わいながら食べる瞑想法です。
食事瞑想はダイエットにも効果が見られ、暴飲暴食を防いだり食生活の改善につながったりする効果がみられています。
- やり方
- まず最初に、これから食べる物を見る。色や質感、感触や重さなどを観察し、感じる。
- 次に香りを嗅ぐ。どのような香りか、その香りを嗅いだことで気持ちの変化はあるのか客観的に観察する。
- 続いて口に入れる。まずは噛まずに、舌の上で感覚を確かめる。食材の温度や、舌触りを観察する。
- 次は、噛む。硬さ・柔らかさや、噛むにつれて変化する味や食感を観察する。
- 最後は飲み込む。食材が喉を通る感覚を確かめる。
食事の最初から最後まで行う必要はありません。
毎食最初のひと口だけでも試してみましょう。
歩行瞑想
ウォーキングをしながら行う瞑想は、「歩行瞑想」と呼ばれています。
別名「マインドフル・ウォーキング」とも呼ばれ、日常に取り入れやすい上に運動不足解消にもつながる、一石二鳥な瞑想法です。
- やり方
- 力を抜き、ゆっくりと歩き出す。まずは、自分の足の裏に注目する。
- 地面に足がつき、地面の感触、足が離れ、浮く動作を観察する。
- 足の裏にかかる重心の変化も観察する。
- しばらく観察したら、次に他の部分を観察する。手や腕、肩、顔、頭、と下から順に観察する。
最初はなるべくゆっくり歩いた方が、カラダを観察しやすいでしょう。
日常に瞑想を取り入れてみよう
今回ご紹介した3つの瞑想法は、どれも日常ですぐに実践できるものです。
ぜひ一度、試してみてくださいね!
提供・yoganess
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