顔や手周りをおしゃれに見せてくれるアクセサリーですが、気になるのはスーツとの合わせ方ではないでしょうか。今回は、スーツに合うアクセサリーのご提案、そしてNGアクセサリーといったビジネスマナーについてもご紹介します。
スーツにアクセサリーはOK?
ビジネスファッションの中でも特にかっちり感の出るスーツは、その着こなしにも気を配りたいもの。
特に女性が気になるのは「アクセサリーは着けてもいいの?」「もしOKなら、どんなアクセサリーがいいの?」ということではないでしょうか。
基本的にスーツスタイルが求められる場というのは、華やかさよりも真面目さ、誠実さなどを重視することが多いもの。
そのため、アクセサリーは付けないほうが良いという考えもあります。
特に就職の面接のときなどには避けたほうが良いでしょう。
ですが、顔や手の周りを華やかに見せてくれるアクセサリーは、いわば男性で言う「ネクタイ」のようなもの。
特に会社で禁止されている場合を除き、おおむね付けていても問題はありません。
ただし、華美なものやデザイン性の高いものはスーツにはなじまないので避けたほうが無難でしょう。
続いてはスーツスタイルには相応しくないアクセサリーについてご紹介します。
スーツには相応しくないアクセサリーとは?
かっちり感が重視されるスーツスタイルでは、アクセサリーもシンプルであまり派手でないものをあわせるのが鉄則です。
特に以下のアクセサリーはスーツにはなじまず、またお相手の方からの印象を下げてしまう可能性があるため避けたほうが良いでしょう。
1.ボリュームアクセサリー
着こなしにアクセントをプラスしてくれるボリューミーなアクセサリーですが、スーツスタイルにはNG。
仕事の邪魔になってしまいそうなロングネックレスや揺れが落ち着かない気分にさせるスイングピアス等も避けたほうが良いでしょう。
2.プラスチック素材のアクセサリー
キュートな印象のプラスチック素材のアクセサリーですが、チープな印象を与えてしまうためスーツスタイルでは避けたほうが良いでしょう。
スーツスタイルでは、上質な金属素材がおすすめ。
特に原色やパステルカラーなどのアクセサリーはチープさがより際立ちます。
アクセサリーだけではなく、腕時計やヘアアクセサリーでも避けたほうが無難です。
3.ファー、コットン素材のアクセサリー
秋冬になると流行するファー素材のアクセサリーですが、こちらもスーツスタイルにはなじみづらいもの。
また、ものによってはファーが抜け落ちてしまいスーツやデスク周りを汚してしまう可能性もあるためビジネスシーンでは避けたほうが良いでしょう。
さらにコットン素材のアクセサリーはカジュアルな印象を与えるためこちらも避けたほうが無難。
どうしても布素材のアクセサリーを使いたいというときには、ツイード素材やベルベット、サテンなどきちんと感のある素材を選ぶようにしましょう。
4.ブランドロゴが際立ったアクセサリー
アクセサリーに限らず、スーツスタイルではブランドロゴが目立つようなアイテムは避けたほうが無難です。
特に接客業をしている場合や外回りが多い方は、避けたほうが良いでしょう。
5.音が鳴るアクセサリー
特にロングネックレスやロングピアスは、動き回るたびに「カチカチ」と音が鳴ってしまうことも。
また、バングルやブレスレットもパソコン作業時に机にぶつかって音が鳴ることもあります。
余計な音を立ててしまうとお客様や同僚の集中力を削いでしまうこともあるので、避けたほうが良いでしょう。