高温期20日目:薄い陽性
判定窓に出る線が妊娠検査薬の使用説明書通りではなく、色が薄かったりすることはよくあります。
でも、色が薄いとどう判断したらいいか困ってしまいますよね。
判定線の色が薄くなる原因を見ていきましょう。
「色がついてるが線が薄く浮きあがっている」場合。
説明書通りではなくても、例えば、ピンクやブルーなど線が出ている場合は陽性の可能性が高いと考えてよいでしょう。
検査のタイミングが早かったりすると、尿の「hCG」値の50mIU/ml以上が正常に反応しないことがあり、原因の一つとして考えることができます。
毎日でも良いですし、期間を少し空けてもう一度検査をしてみましょう。
「グレー色の線が薄く浮きあがっている」場合。
判定時間はどうでしたか?通常は1分~10分ですが、時間が経つとグレー色の線がでることがあります。
「蒸発線」と呼びますが陽性を知らせる線ではありません。
これは検査薬に尿(水分)が蒸発するときに検査薬に残りご反応を起こしているのです。
グレー色といっても角度を変えてかろうじて見える線です。
「薄い線が出たけど時間が経ったら消えてしまった」場合。
こちらも陽性反応ではありません。
尿(水分)が検査薬に染み込むときに一時的に線が見えるだけで、説明書に書いてある判定待機時間を過ぎると消えることもあります。
「判定待機が過ぎたあとに薄い線が浮きあがってきた」場合。
こちらも陽性反応ではありません。
判定待機時間が過ぎても薄い線が現れることがあるのですが、時間内反応がないのは「hCG」の量が足りていないということになります。
ですが、妊娠直後は「hCG」の量が少ないので、毎日でも良いですし、一週間くらい期間を空けてからもう一度検査をしてみましょう。
「検査時期が早すぎた(フライング検査)」場合。
通常、市販の妊娠検査薬の使用可能時期は、生理予定日の1週間後からです。
でも、妊娠を待ち望んでいる人や、普段は正確に生理が来るのに1~2日遅れていて気になるという人は、待ちきれずに一日も早く検査したくなりますよね。
しかし、妊娠検査薬が「陽性」「陰性」反応するのに必要な「hCG」の量は生理予定日の1週間後くらいがちょうどいいですね。
検査時期が早すぎるとhCGが反応下限値に達しておらず、薄い線しか出ない、または陰性反応が出る可能性は高いと言えます。
高温期20日目:検査薬
毎日、基礎体温の記録をしている方は体温が高い期間が続いていれば判断がしやすいですね。
基礎体温をつけていない方は、体温が下がることがあったか不明なので「陽性」か「陰性」を判断するのに妊娠検査薬が頼りとなるでしょう。
検査薬が使える時期は検査薬は「hCG」というホルモンに反応するので、卵子が子宮内膜に着床した後の「hCG」が増えてからが良いでしょう。
生理開始予定日を過ぎた一週間くらいを目安にしてください。
また、分泌量が少ないと陽性反応がでない可能性もありますので、その時は毎日でも良いですし、期間を少し空けてもう一度検査をしてみましょう。