札幌駅から電車で約35分〜でアクセスできる港町・小樽。明治時代から北海道の経済・物流の中心地として繁栄した町で、今もその面影を感じさせるスポットが残っています。さらに寿司や絶品スイーツが食べられるお店もあり、1日で十分楽しめるスポットやお店が満載!初めて小樽に訪れる方にもピッタリな散策の楽しみ方をご紹介します。

【1】街のシンボル・「小樽運河」でロマンチックな景色を楽しむ!

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、小樽運河、『トリップノート』より引用)

大正12年(1923年)に作られた、日本でも珍しい「埋め立て式運河」。全長1,140メートルの運河に沿って、物資を運ぶ小舟が行き交っていたといわれています。整備された石畳の遊歩道を歩きながら、石造りの倉庫群や洋館を眺めてみましょう。

散策だけでなく、船上からも石造りの倉庫群を楽しもう!

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、小樽運河クルーズ、『トリップノート』より引用)

小樽運河は船上から眺めるのもおすすめ。「小樽運河クルーズ」は石造りの倉庫群から小樽港、北運河を巡る約40分間のコース。ナイトクルーズを含めて1日24便運航しています。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、『トリップノート』より引用)

最初は街のシンボルである小樽運河の倉庫群からスタート。かつて海運で使われた倉庫群はリノベーションされ、レストランや結婚式場、観光施設として活用されています。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、『トリップノート』より引用)

橋をくぐった後、小樽港に出ます。カモメを見られるのと同時に、北海道警察の船や大型客船を引くタグボートなどを見ることができます。ガイドの案内に耳を傾けながら、快適な船旅を楽しみましょう!

【2】「ニトリ小樽芸術村」でステンドグラスと銀行の歴史を学ぼう!

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、ニトリ小樽芸術村、『トリップノート』より引用)

小樽運河の近くにある歴史的建造物を利用したステンドグラスや絵画、アンティークを展示する3つの美術館と「旧三井銀行小樽支店」からなる芸術村。大手家具メーカー・ニトリが所蔵する貴重な作品が展示公開されています。

色とりどりの光の絵画をチェックしよう!「ステンドグラス美術館」

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、神とイギリスの栄光、『トリップノート』より引用)

2016年7月にオープンした大正時代に建てられた旧高橋倉庫を利用したステンドグラス専門の美術館。19世紀後半から20世紀初頭にイギリスで作られた、約140点の教会のステンドグラスを展示しています。

館内最大級の規模を誇る「神とイギリスの栄光」は、第一次世界大戦の戦勝記念と戦没者の追悼の意を込めて制作され、教会に寄進された作品です。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、最後の晩餐、『トリップノート』より引用)

また2階には聖書で有名な「最後の晩餐」や「種をまく人」などの作品も展示されています。目の前で光り輝くステンドグラスの作品を鑑賞してみて。

“北のウォール街”を代表するスポット「旧三井銀行小樽支店」

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、旧三井銀行小樽支店、『トリップノート』より引用)

かつて北海道経済の中心地として栄華を誇り、“北のウォール街”と呼ばれていた小樽。その当時を代表する建物のひとつが「旧三井銀行小樽支店」です。昭和2年(1927年)に建てられたもので、2017年9月1日から一般公開されます。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、『トリップノート』より引用)

館内には銀行に関する貴重な資料が展示されているほか、貸金庫や応接室、会議室など、普段はめったに見られない部屋を見学できます。

2017年9月オープンの「似鳥美術館」も注目!

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)、『トリップノート』より引用)

また2017年9月1日には、かつて北海道拓殖銀行小樽支店だった建物をリノベーションした「似鳥美術館」もオープン。明治から昭和を代表する日本画家・横山大観や川合玉堂の作品をはじめ、19世紀から20世紀のフランスを代表する「アールヌーヴォー・アールデコグラス」の作品が展示公開されます。

小樽運河の散策とあわせて、レトロな建築巡りと貴重な作品を見に行きましょう!

【3】堺町通りの人気海鮮丼専門店「小樽海鮮丼エン」で海鮮ひつまぶしを食べよう!

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、小樽海鮮丼エン、『トリップノート』より引用)

小樽ガラスの老舗「北一硝子(きたいちがらす)」やお土産店が立ち並ぶ「堺町通り」。その中で絶品の海鮮丼を味わえるお店が「北一ヴェネツィア美術館」の近くにある「小樽海鮮丼エン」です。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、海鮮ひつまぶし(税込2,138円)、『トリップノート』より引用)

おすすめの一品が「海鮮ひつまぶし」。小樽の市場で仕入れたウニやイクラ、カニ、アナゴ、サーモンなど11種類の新鮮な魚介を贅沢にのせたどんぶり。まずはそのまま食べた後、鯖節でとった「だし」と醤油、みりんを加えた「かえし」をあわせて作った「特製かえし醤油」と薬味を加えて食べます。

【北海道】絶景とグルメを堪能できる港町・小樽散策5つの楽しみ方
(画像=写真:サトホーク、『トリップノート』より引用)

半分ほどになったところで「特製だし」をかけてお茶漬けにして食べるのもおすすめ。ご飯と新鮮な海の幸との相性は抜群ですよ♪