レンガ造りの建物を利用した小樽オルゴール堂や、石油ランプが灯るカフェも人気の北一硝子三号館、アクセサリーやガラス小物を販売する小樽浪漫館など、雨の日でも楽しめる小樽の屋内のおすすめ観光スポットをご紹介します。
1.小樽オルゴール堂
堺町通りのメルヘン交差点にある「オルゴール堂本館」は、明治45年(1912年)に建てられたレンガ造りの建物を利用したショップ。総ケヤキ造りで吹き抜けの店内に飾られているオルゴールたちを眺めるだけでもうっとり。約2万5,000点ものオルゴールが揃い、値段も種類もさまざまです。近くにある「手作り体験 夢工房」では、オリジナルのオルゴールが制作できますよ。
2.小樽洋菓子舗 ルタオ本店
北海道を代表する洋菓子店のひとつ「ルタオ」。童話にでてきそうな外観が特徴的な堺町通りにある本店は、1階がショップ、2階がカフェになっています。ショップにはルタオの代名詞とも言える”ドゥーブルフロマージュ”のほか、”グラまあある”や”小樽色内通り フロマージュ”などお土産にぴったりのスイーツが揃い、カフェでは本店限定のスイーツなどが味わえます。
さらに3階に実はちょっとした展望スペースがあり、メルヘン交差点を見渡せたり、別の方角には海も眺められます。
3.六花亭 小樽運河店
マルセイバターサンドで有名な六花亭の小樽店で、賑やかな堺町にあります。石造りの倉庫を利用した小樽らしいお洒落な建物は2階建て。1階はショップ、2階には小さなギャラリーとイートインスペースがあり、ソフトクリームやシュークリームを買うとコーヒーのサービスがあるので、小樽散策の足休めにもおすすめです。
4.小樽浪漫館
明治41年(1908年)に建てられた旧百十三銀行小樽支店。現在はアクセサリーやガラス小物を販売するショップになっており、お土産さがしにぴったりです。また店内奥にはアンティーク家具やシャンデリアがステキな喫茶店「Cafe DECO」も併設しています。
5.北一硝子三号館
明治34年(1901年)創業の、小樽ガラスの老舗。明治24年(1891年) に建てられた木骨石造倉庫を利用した館内は、ジャンルごとにわかれた3フロアに、オリジナルのガラス製品がずらりと並びます。
また、館内に併設されたカフェ「北一ホール」は、167個の石油ランプが灯る幻想的な空間。とてもロマンチックで、小樽旅行の素敵な思い出のひとつとなるでしょう。
6.オルゴール堂 海鳴楼本店
明治26年(1893年)に建てられた、旧第百十三国立銀行小樽支店を利用したオルゴール店。店内には海鳴楼ブランドのオリジナルのオルゴールが並び、美しい音色を奏でています。曲とボックスを選べる「組合せオルゴール」や、それに自分で絵を描いたりパーツをデコレーションし自分だけのオリジナルを作ることができる「自作オルゴール」も体験できます。
7.おたる水族館
日本海が間近に迫る大自然の中にたたずむ水族館です。1959年(昭和34年)に設立されました。こちらでは、イルカやペンギン、セイウチなどたくさんの海の生物が暮らしていて、ワクワクするようなショーが開催されています。その中でもおすすめは「トドショー」!「鮭は飲み物」というキャッチコピーで一躍有名になったおたる水族館のトドショーですが、キャッチコピーどおり、トドが目の前で鮭を丸のみする姿は圧巻です。
8.日本銀行旧小樽支店金融資料館
北のウォール街でもひときわ存在感を放つ「日本銀行旧小樽支店金融資料館」は、赤レンガの東京駅を設計した辰野金吾氏の設計によるもの。明治45年(1912年)に銀行として建てられたものが、現在は日本銀行の歴史や金融について紹介する資料館として使われています。1億円の重さを体験できるコーナーや、お札の偽造防止技術を体験するコーナーもあります。