こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。そろそろ夏も後半に突入。ですが依然としてつづく猛暑のおかげで、今年は夏服を手放すのはもっと後のことになりそうですね。
さて、そんな夏服・夏コーデですが皆さんはご自身の着こなしをちゃんとアップデートできていますか?今回は、気づかぬうちに古見えしている流行遅れの夏コーデと今っぽコーデの違いについて解説いたします。
2015年前後で時、止まってない? 昔流行った夏コーデ
着こなしが古臭いと感じるのは大体今から5~10年ほど前の着こなしです。2022年現在でいうと2012年~2017年ほどに流行った服を当時の流行のまま着こなすと古臭く見えやすいです。とくに注意が必要な代表的コーデがこの2つ。「花柄のガウンを使ったカジュアルコーデ」と、「Tシャツとキレイめなスカートを合わせたMIXコーデ」です。
ガウンコーデもMIXコーデも「丈」に注目
花柄ガウンコーデは夏の羽織ものの新定番として長く親しまれてきました。悲しいかな、その流行もいつしか廃れて今ではあまり見かけなくなったアイテムに。物持ちの良い方だとまだこのアイテムを持っている方もいるのではないでしょうか。現在は、ベーシックな着丈のリブカーディガン・透かし編みカーディガンが定番なので、そちらに切り替えると良さそうですね。
Tシャツとスカートを合わせたMIXコーデは、それ自体は今も親しまれている着こなし方です。ただし、問題はスカートの丈。かつて流行した膝丈のギャザースカートにカジュアルなTシャツを合わせたコーデは、どことなく昔っぽさを漂わせます。現在は、同じMIXコーデでも、ロング丈のスカートと組み合わせるのが主流です。また靴やバッグも、スニーカーなどのスポーティ要素の強いアイテムを合わせて、全体的にカジュアル要素の強い方向にMIXさせるのが今っぽいコーデのポイント。MIXコーデの作り込み方が以前と今では違うので、こちらも気をつけたい着こなしですね。