午後:「宇治橋」を渡って「宇治上神社」「宇治神社」「宇治市源氏物語ミュージアム」へ
中村藤吉の抹茶グルメでお腹を満たしたら、日本三古橋の一つ「宇治橋」を渡って世界遺産の「宇治上神社」へ。すぐ近くに鎮座する「宇治神社」への参拝もあわせて済ませたら、『源氏物語』に関する展示を行う「宇治市源氏物語ミュージアム」を訪れてみましょう。
橋上からの眺めも美しい「宇治橋」
京都の「山崎橋」、滋賀の「瀬田の唐橋」とともに日本三古橋に数えられており、宇治のシンボルとして親しまれています。
最初の橋は大化2年(646年)に架けられ、現在の橋は平成8年(1996年)に架け替えられたもの。長さは155.4m、幅は25mで、宇治橋から眺めた宇治川の上流の眺めは、国の重要文化的景観にも指定されています。
世界最古の神社建築「宇治上神社」
宇治橋を渡って向かう「宇治上神社」は、世界遺産に登録されている神社です。世界最古の神社建築物で、本殿(国宝)には、平安時代後期に伐採された木材が使われており、拝殿(国宝)には、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されています。
境内を清めるための清めの砂が盛られていて、授与所で授けてもらえます(500円)。ご自宅の敷地への撒き方も書いてあり、災厄を防ぐために撒き散らすと良いそうです。
宇治上神社の対の存在である「宇治神社」
「宇治上神社」のすぐ近くにこの「宇治神社」が鎮座しており、この2つの神社は、対の存在になっています。宇治神社も宇治上神社同様歴史が古く、境内にも見どころがありますので、セットでの参拝もオススメです。
とくに本殿は国の重要文化財に指定されており、三間社流れ造り桧皮葺きの社殿で、鎌倉時代初期の建設というとても貴重な建物となっています。また、学業・受験合格祈願などのご神徳が得られる神社としても有名です。
『源氏物語』初心者でも楽しめる「宇治市源氏物語ミュージアム」
宇治神社の参拝を終えて向かうのは「宇治市源氏物語ミュージアム」。紫式部によって書かれた光源氏を主人公とする長編物語『源氏物語』は、舞台の軸を宇治市に構えています。そのような歴史から宇治市に「源氏物語ミュージアム」が造られました。
館内は当時の生活の様子を模したレプリカや歴史背景などの展示が豊富に揃っており、初めて源氏物語に触れるという方から、より深く物語に入り込みたいという方まで幅広い層が楽しめる作りとなっています。
おまけ:あじさいの時期には「三室戸寺」もおすすめ
6月初旬〜7月初旬に宇治を訪れる方には、「三室戸寺(みむろとじ)」への参拝もおすすめ。
春は桜にツツジ、初夏はシャクナゲ、あじさい、初秋にはハスと、四季を通じてさまざまな花が咲き誇る”花の寺”として知られています。とくに6月には色とりどりのあじさいが、まるでお花の絨毯を敷き詰めたような美しさ。
そのなかで近年「カワイイ!」「恋が叶う!」とSNSに次々と投稿されて話題なのが、ハート形のあじさいです。運よく見つけられたら、あなたの切なる願いも叶うかも?また境内で販売されている、小さくてほんのり甘い金平糖であじさいをかたどった「あじさいの金平糖」は、お土産におすすめです。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選