午前中は平等院鳳凰堂を観光し、ランチは中村藤吉で抹茶グルメ&スイーツ、午後は宇治橋を渡って宇治上神社、宇治神社、宇治市源氏物語ミュージアムをめぐる宇治観光モデルコースをご紹介します。
午前:10円玉・一万円札に描かれた「平等院鳳凰堂」へ
午前中のうちに宇治まで移動してきたら、まず訪れるのは「平等院鳳凰堂」。国宝でもある鳳凰堂が10円玉に描かれていることをご存知の方は多いと思います。しかし実は、一万円札にも平等院の鳳凰(鳥)が描かれているのをご存知ですか?
お金のデザインにも選ばれる、左右対称の真っ赤なお堂と、屋根の上で金色に光る鳳凰は、一度はこの目でみたい美しさです。
また平等院と言えば観音堂近くの藤棚が有名。美しい紫色の藤と鳳凰堂が一緒に撮影できることで人気をあつめています。
「平等院ミュージアム鳳翔館」も見どころ
平等院を訪れたらぜひ行っていただきたいのが、境内にあるミュージアム「鳳翔館(ほうしょうかん)」です。美術館を思わせるような工夫された照明と建築の中で見る国宝は、より一層美しく見え、仏像への好奇心を掻き立てます。
ミュージアムショップにも、鳳翔館で展示されている国宝「雲中」をモチーフにした様々なアイテムも販売されていますので、一通り展示を見終わったら足を運んでみてくださいね!
ランチ:「中村藤吉」で抹茶グルメ&スイーツをいただこう
平等院への参拝を終えたらそろそろランチタイム。お昼は宇治に本店をもつ、1854年創業の「中村藤吉(なかむらとうきち)」がおすすめです。
特に人気のメニューが、抹茶好きなら一度は食べたい「生茶ゼリィ」です。ぷるぷるの食感と濃厚な抹茶の味わいで、ゼリーの常識が覆されるような美味しさ。まるで本物の抹茶を飲んでいるかのような、深い抹茶の味わいそのままです。抹茶アイスも濃厚でおいしく、まさに抹茶好きのための、抹茶尽くしの大満足スイーツ!
そのほか抹茶を使った食事メニューもあり、生麩を使った抹茶うどんや茶蕎麦もいただけます。宇治には本店の他に平等院店もあるので、混雑状況に応じて利用しやすい店舗を利用してみて。