ひどいモラハラ夫なら離婚したほうがいい

――だけど、例えばモラハラ夫だったりすると、なかなか意見を聞いてもらえませんよね。

三凛「相手がモラハラの夫の場合は、僕は話し合おうとは提案しません。本当にひどいモラハラ夫なら離婚しましょう、そのために経済力をつけましょうって言います。だけど、文句を言いながらダラダラ一緒に居ちゃうというのは、中途半端でよくない(笑)。」

――ひどいモラハラ夫の場合はまた話が別、ということですね。では、モラハラ夫と別れたくても、経済的な理由などでなかなか離婚ができない場合はどうすればいいでしょうか?。

三凛「そういう悩みへの回答は1つ。向上心を持って経済力をつけること、です。だけど、なぜこのシンプルな答えにたどり着けないのかが問題なんです。経済力がなくて離婚に踏み切れないなら、経済力をつけるのが自然じゃないですか」

自分には無理と最初から諦めないで

――なぜ、経済力をつけようという発想にたどり着かないのでしょうか?

三凛「自分は男性に養ってもらえないと生きていけない、自分が頑張っても経済力をあげることはできない、自分は無力…最初からそういう思い込みがあるんですよね。

 パートナーシップの形というのは、自分の親のパートナーシップの形がお手本になっている場合が多いです。例えばこういう思考の人って、経済的に無力な母親を見て育ってきたのかもしれません。

 お父さん、お母さんは昭和の人たちだと思いますが、男が外で働いて女は家で家事をする、みたいな文化背景で育っていると、『お母さんも自立していなかったから、私もできるとは思えない』そんな心理が働くんですね」

成功例を集めるとこから始めよう

「なんで私ばっかり…」育児に協力しない夫にイラッ!どうすれば?
(画像=『女子SPA!』より引用)

――まずは、「私にできるわけない」という刷り込みを消して、前向きになることが大事かもしれませんね。コツはありますか?

三凛「同じような境遇でも、経済的に成功して豊かになったっていうケースは絶対にあると思うので、そういう例をたくさん集めることですね。『私にもできるかも』って思えるように、気持ちをコントロールしてほしいです」

 育児と家事の両立は超大変…。だけど「私ばっかり」と抱え込んじゃうタイプの人は、“苦労性”になっていないか、一度自分を振り返ってみると、解決の糸口が見えてくるかもしれません!

<取材・文/満知缶子>

三凛さとし
ライフコーチ。親子関係心理学の専門家。米NY州立大学卒業。家庭内のトラウマによる生きづらさを抱えるアダルトチルドレンをセルフコーチングで克服。その経験から、才能開花や経済的成功、パートナーシップ改善を指南する自己改革プログラムを開発。9万人以上の人生好転をサポート。SNSやオンラインスクールを通じ、お金・時間・場所の自由、そして人間関係と心身の健康の充実を実現する方法を発信中。世界的起業家イーロン・マスクの母、メイ・マスクの子育てについての日本初講演会にて、インタビュアーに抜擢される。YouTube「スピリチュアル・リッチ三凛さとし」/Instagram:@sanrin_hikiyosecoach/Twitter:@sanrin_hikiyose


提供・女子SPA!

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