カンタン調理ができる仕様になっている
この商品は常温保存ができるのでストックしやすく、中身を空けると麺とスープが1食分ずつ入っている構成。コンパクトな台所はもちろんのことキャンプなどでも活躍しそうな、カンタン調理ができる仕様になっています。
製造者は青森県の製麺企業である高砂食品（株）。常温で100日間保存ができるうどん作りを強みとしていて、今回のカレーうどんには2種類の国産小麦が使われています（北海道産小麦が強いコシを、群馬県産小麦はモチモチ食感を生み出す）。
そしてカレーうどんと言えば、平打ち麺。見るからに食べ応えのある太さと幅が感じられます。
それでは次に、私が実際にカレーうどんを作ってみましたので、おいしく仕上げるコツを交えながらご案内してみたいと思います。
実際に作ってみてわかったこととは？
とろ～り濃厚なカレーうどんが完成しました！
鶏もも肉、油揚げ、ネギを加えて、パッケージ裏の表示通りに作ってみました。確かにクリーミーなテイストに仕上がりましたが、全体的に非常にまろやかな味であることがわかりました。
何度か作ってみてわかったのは、2点。仕上げにめんつゆ（大さじ1～2）を加えること、とろみを増強（片栗粉大さじ1を水溶きにする）したほうがメリハリのある濃厚な仕上がりになるということです。
さらに、クリーミーさを際立たせるためには牛乳、スパイス感やカレー感を強めたい場合にはカレー粉を追加してもよさそうだなと、何度か作ってみて思うようになりました。ベースの味がかなりマイルドなので、自分の好みに合わせて微調整していくと、自分好みの味に仕上げられそうです。
プロ級のカレーうどんをカンタンに作ることができるという点でも、今回の新商品は非常に斬新かつ画期的だなと感じました。このように、スーパーマーケットのPB商品でアタリを探すコツは、そのスーパーでしか手に入らなそうな独創的な新商品を探すこと。
看板商品に育てたい情熱が込められている証として、これらにかけるスーパーの本気度は計り知れません。今回のカレーうどんもライフにしかないライフならではのオリジナル商品ですから、気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか!?
＜文・撮影／食文化研究家 スギアカツキ＞
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA！連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』（英語版）好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』（日本実業出版社）が発売中。Instagram：@sugiakatsuki／Twitter：@sugiakatsuki12
提供・女子SPA！
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