“お前、でかくなったな”
父親の再婚が決まると兄の方から血縁関係を切ると申し出がありました。
その日から20代に入るまで音沙汰はなく過ごせていました。
20歳になりお盆の時期、再婚相手の親戚のお寺より一緒に暮らしていた祖父母が気になったのもありましたが、アルバイトもあるのでお寺には行きませんでした。
午前中にアルバイトが終わり、10年振りに祖父母の家に向かいました。
しかしそこで待っていたのは、嫌いな兄でした。
兄は結婚していたのか、女性も一緒にいました。
祖父母は快く迎え入れてくれ、兄たちがいない居間で楽しく雑談をして帰ろうと思った時です。
兄に呼び止められ2階に連れて行かれました。
喘息気味になっているのをお構いなしに隣でタバコを吸い始め
「お前、でかくなったな。それより、あの事ばあさんとじいさんには話してないよな?」
と私の胸を見ながら言ってきました。
さすがに目線が気持ち悪く、
言ってない、忙しいし帰るね!
と言い帰ろうとしたら腕を捕まれました。
言ったら、また殴る。という目線を送られましたが腕を振りほどき足早に帰りました。
その日以来、たまにLINEは来ますが怖くて逆撫でしないように気をつけています。
(20代・女性)
今回は、縁を切りたくなる本当にあった信じられないエピソードについてまとめました。
自分の周りや街で見かけたあの人も実は様々な過去を持っているかもしれませんね。
文・fuelle編集部
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