オリジナルのメガネ作りに、金箔はり体験、伝統の「ますのすし」の手作り体験、座禅体験など、北陸でチャレンジできるおすすめのアクティビティ・体験をご紹介!アウトドアはもちろんのこと室内でできる体験もあわせて紹介しています。
1.加賀伝統工芸村 ゆのくにの森(石川)
築100年以上の江戸・明治時代の古民家を移築し、日本の原風景を再現している伝統工芸村。例年3月上旬~11月下旬にかけては「アンブレラスカイ」を行なっており、古民家とカラフルな傘のコラボレーションが絵になると評判になっています。
村内では、輪島塗体験や紙漉き体験、九谷焼の絵付け体験、ろくろ体験、金箔はり体験、加賀友禅の型染体験に香り袋体験と、11の館で50種類以上の伝統工芸を体験できます。
ろくろ体験では、電動ろくろで粘土の感触を楽しみながら、職人さんからサポートを受けての創作が可能。また金箔はり体験では、装飾品に接着剤をつけ、そこに丁寧に金箔を貼るという金沢ならではの体験が楽しめます。
2.めがねミュージアム(福井)
福井県鯖江市は、世界三大眼鏡の産地として知られ、メガネフレームの国内シェアはなんと96%!「めがねミュージアム」では、約100年間の鯖江の眼鏡の歴史から、現在の最先端の技術やデザインについて紹介されているほか、ショップでは地元の職人によって作られた良質の眼鏡も販売されています。
また館内では、メガネに関する体験教室も開催。「めがね de コラージュ(要予約)」では、めがね素材のアセテートを組み合わせて、オリジナルのフェイスキーホルダー作りができます。より本格的な体験なら、世界に一つのオリジナルめがねを学びながら手作りできる「めがね手作り教室(要予約)」がおすすめ。フレームの素材選びから、削り出し、ヤスリ仕上げなど、一連の流れを体験できます。
3.源 ますのすしミュージアム(富山)
300年の歴史を持ち富山の名産である「ますのすし」。その最大手のメーカーである「源」本店に併設されているのが「ますのすしミュージアム」で、「ますのすし」作りの歴史や伝統の技法を紹介する施設となっています。ミュージアム内にある工場では、笹付けやパッケージ詰めなど実際に出荷する商品の製造を行っており、ガラス越しに見学することができます。
予約をすれば、「ますのすし」の手作り体験(1,000円)が可能。職人の熟練の技と昔ながらの製法工程を学びながら、「ますのすし」を手作りをする体験ができます。作り終えたすしは、お土産にも最適ですよ!
4.永平寺町魅力発信交流施設 えい坊館(福井)
福井県永平寺町にある曹洞宗の大本山である永平寺。「えい坊館」は、「禅と食と酒の魅力味わいプロジェクト」の拠点として、大本山永平寺をはじめとする永平寺町の歴史や文化を伝える施設で、永平寺町のブランドSHOJINの紹介や、チームラボ制作の映像を見ながら禅体験ができる禅文化体験ゾーンが設けられているのが特徴です。
「禅文化体験ゾーン」は自由に誰もが体験できるようになっていますので、坐禅に使用する座布団・坐蒲(ざふ)を持って、靴を脱いで部屋を進みましょう。真っ暗な部屋の中には、チームラボによる「鳥道-黙坐/The Way of Birds - Seated Contemplation」という作品が投影されていて、美しい映像に身をゆだねながら、瞑想に入ることができます。
5.金澤 着楽々 ひがし茶屋街本店(石川)
古い街並みが点在している金沢は、お店も古い佇まいの家屋が多く、どこへ行っても絵になるシーンばかりです。そんな金沢では着物姿で街歩きするのがおすすめ。着物のレンタルショップも充実していて、中でも「金澤 着楽々(かなざわ きらら)」は、手ぶらで行けて、スタッフさんが親切に相談にのってくれる安心のお店です。
ひがし茶屋街にある本店は、着付けを終えるとすぐに茶屋街に出ることができるので便利。開店時間から翌日12時までの1泊2日、浴衣一式(浴衣、帯、髪飾り、バッグ、下駄、肌着、小物)のレンタルと着付けができる便利なプランもありますよ。
6.石川県観光物産館(石川)
兼六園の近くにある、さまざまな体験ができる物産館。金沢の老舗和菓子店の職人さんが四季折々の上生菓子のつくり方を教えてくれる「和菓子手づくり体験」や、金沢の伝統工芸である「加賀八幡起りの手書き体験」がとくにおすすめです。
「加賀八幡起上り手描き体験」では、起き上りに絵具を使ってご自分で好きなように絵付けを行います。体験時間は約30分〜50分ほどで、一人から参加可能(1,050円)。楽しい体験を通して、金沢旅行の思い出をつくってみてはいかがでしょうか?
7.県民公園太閤山ランド(富山)
富山県が置県百年を記念して造成した県内最大の都市公園。広大な敷地内を、約40分で1周する蒸気機関車型の乗り物「トレーン」が走っています。
8つのプール施設を備える「プール広場」や、ローラースケート場、レンタサイクル、ボート、アスレチック遊具が揃う「わんぱくの丘」、水遊びできる噴水、標高92mからの眺めが楽しめる「展望塔」、バーベキュー、ドッグランなど様々な施設があり、一日中楽しめるレジャースポットです。
8.九谷光仙窯(石川)
「九谷光仙窯」は、明治3年に創業した九谷焼の窯元。九谷焼の販売をはじめ、工房見学、ろくろ体験、絵付体験などを受け付けています。絵付け体験では、素地とよばれる白い器に、デザインの線描き(絵の輪郭線など)を行います。九谷焼伝統の和絵具で仕上げるため、彩色は窯元の職人さんにお任せ。焼き上げて約二ヶ月後に届きます。
体験は要予約で、1,320円〜5,500円(送料別途・2022年8月現在)まで、器によって異なります(約15種類から好きなものを選べます)。工場見学を含め約1時間ほどで、一人から参加可能です。
9.うるしの里会館(福井)
福井県鯖江市の河和田地区を中心に作られている越前漆器は、国の伝統工芸品にも指定されています。1500年の歴史と伝統を、今も受け継いでいる日本を代表する漆器です。
「うるしの里会館」は、そんな越前漆器について見る・学ぶ・買う・体験するができる施設。越前漆器の歴史や技術の紹介や伝統工芸士による漆器づくりの実演をはじめ、ミュージアムショップでは越前漆器の購入ができます。
また漆器のワークショップ(要予約)では、絵付け体験、沈金体験、拭き漆体験が可能。絵付けや沈金の体験では、絵型も用意されていますので、絵が苦手な方でも気軽にトライできます。
10.塩の駅 輪島塩(石川)
能登を代表する絶景スポットである白米千枚田から、車で3分ほどの距離にある三ツ子浜海岸。輪島塩は、そこで昔ながらの揚げ浜式製塩を営んでいます。塩田で浜士が働く姿を眺めたり、塩造りに使われる道具を見学しつつ、売店では輪島塩や輪島塩を使ったさまざまな商品を購入できます。
このほか塩の駅では、2つの「塩づくり体験」が可能(要予約・有料)。実際に塩田に入り、浜士と一緒に道具を使って作業ができる「塩づくり体験」や、旨味たっぷりの輪島塩と能登の甘エビ、わかめなどをブレンドしてお好みの塩を作る「マイ塩ブレンド体験」があります。