数々の映画やドラマに出演している、若手注目株の女優・松本穂香さん。大の映画好きでもあるという松本さんが、8月19日公開の話題作『ハウ』(監督:犬童一心、出演:田中圭、池田エライザ、原作:斉藤ひろし)について語ります。
モフモフの愛おしさ…動物の賢さ、優しさに驚きと感動
今回ご紹介する作品は、犬童一心監督の最新作『ハウ』。婚約者に振られ不幸のどん底に落ちた主人公・赤西民夫(田中圭)が、保護犬のハウと出会い紡いでいく日々を描く映画です。
いや~、とても素敵な映画でした。ハウの存在によって、みるみる元気になっていく民夫を見て、言葉は伝わらなくても心は確実に繫がっていると実感しました。
この映画で描かれる人間たちは生きづらさを感じていて、どうにもならない思いを抱えながら生きています。ハウは、そんな一人ひとりの思いを解きほぐすように、彼らを見つめているんです。フワフワの体と、キラキラの瞳で。きっと、ワンコが見ている世界はとってもピュアなんだろうなぁ。だからこそ、そんな世界を傷つけることは許されないんだなと思います。
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