顔が好みの人と結婚ってちょっと憧れますよね。 結婚相手がイケメン男性!なんてことはちょっとした自慢にもなると思います。 でも、結婚相手を顔で選ぶのはなかなか危険を伴います。 今回は、結婚相手を顔で決めるべきじゃない重要な理由を紹介していきます。

結婚と恋愛はまったく違うもの

まず始めに、結婚と恋愛は全く違うものです。 若いときの燃え上がるような恋愛を結婚に求めているのであれば、それは大きな間違いです。 まずは、そこから考え方を変えましょう。

基本的に、恋愛は「今」が楽しければいいという考えでも成り立ちますが、結婚は「将来」がどうなるかということが常に付きまといます。 結婚したら当たり前のようにしている子作り、マイホームなども、将来的な資金、生活イベントを考えて選ぶ必要があります。 将来を常に考えなければいけない結婚生活では、その都度、慎重に選ぶ必要がある壁にぶつかります。 その時に、お互いに協力し合えなければ結婚生活は成り立たないのです。

結婚相手は顔で選ばない方がいい?!

では、結婚相手は顔で選ばない方がいい?というのはどうなのでしょうか。 答えとしては、「結婚相手は顔で選ばない方がいい」です。 その理由はこれから順を追って説明していきます。

ここで言う「顔で選ばない方がいい」というのは、「顔がタイプの人と結婚してはいけない」という意味ではなく、「顔がかっこいいから結婚する」という選ぶ方法は危険だという意味です。 顔がタイプだったとしても、ほかに結婚を決意する要素がきちんとあるのであれば、大丈夫でしょう。 今回は、結婚相手を顔で選ぶということをしたばかりに失敗した…となりがちな理由を紹介していきます。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由①ときめかなくなる

結婚相手を顔で選ぶ場合、もし本当にそれで結婚できても、最初は恋愛の最初のころのようにときめき、ウキウキの新婚生活を楽しんでいるという心理の特徴があります。 この時点では、誰もが「顔がかっこいい人と結婚してよかった♡」などと、この後に来るデメリットに気が付いていない特徴も。

でも、結婚って、相手の顔を毎日見るんですよね。 寝ても覚めても、結婚相手は一緒に住んでいるわけですから顔を合わせることになります。 それが、恋愛とは違う、結婚です。 例えケンカ中であっても同じ家なので帰る場所も一緒ですし、寝る場所も同じという人が多いでしょう。 そうなると、どんなにカッコイイ顔の旦那様であっても、ときめきは次第になくなってきます。 長く続いても、半年くらいではないでしょうか。 「かっこいい♡」という心理から、色々と不満はあっても許せていた、という場合、そのときめきが無くなったら、次は二人はどうなるのでしょうか? 顔だけで結婚相手を選ぶということは、このようなデメリットがあるのです。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由②老いには勝てない

恋愛したてのころや、結婚したての若いころはとてもハンサムで、かっこいい旦那様かもしれません。 でも、人間は誰しも、老いには勝てません。 イケメンの男性全てが、年をとってもイケメンダンディな男性になると思いますか? 中には、若いときのイケメンな雰囲気や特徴はそのままに、綺麗に年を重ねていく人もいますが、大半の人間がそのまま老いていきます。

結婚相手が、結婚生活数十年の間に老いて、イケメンの影もなくなったときでも、あなたは旦那様を愛し、尽くすことが出来ますか? たいてい、結婚相手を顔で選ぶ女性は、「今」しか見えていないことが多い特徴があります。 その心理では、前述のとおり、「恋愛」であって「結婚」には適した心理とは言えません。 男性で、必死にアンチエイジングしている方も珍しいですし、そのまま老いて、イケメンでなくなってしまった旦那様を見て、あなたは何を思うのでしょうか。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由③短所を見落とす

目の前にイケメンが現れたら、「かっこいい♡付き合いたい♡」などと気持ちが浮かれますよね。 それは当然の心理です。 また、そのイケメンと付き合うことが出来た♡となると、さらにヒートアップする、それも当然の心理です。 そして、順調に結婚までことが運んだら、最初のうちは、幸せ絶好調の中にいることでしょう。 その幸せを感じるのも、当然の心理なので決して悪いことではありません。 誰もが、同じ境遇になったときに抱く心理だと思います。

でも、常にそのハイテンションのヒートアップした状態の心理の中で、お付き合いを重ねてきた女性は、男性の短所を見落としがちであるという特徴があります。 顔がかっこいい、イケメンであるということが故に、知らず知らずのうちに短所に目をつぶってしまっていたり、悪いところがあっても「私がそれくらい我慢するから大丈夫♡」なんて心理に陥ってしまうのです。 でも、結婚したら、その心理は長くは続きません。 結婚して共働きになって家事もしなければならない、育児も必要となったときに、同じ心理状態で旦那様に接することが出来るでしょうか? 「こんな人だとは思わなかった!」となってしまう特徴が大きくあるため、結婚相手を顔で選ぶということは、相手を冷静な目で見ることが出来ず、短所を見落としがちという特徴があることも覚えておきましょう。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由④優先順位は変わる

恋愛しているころは、優先順位は常に「顔がカッコイイ彼♡」だったかもしれませんね。 特に、イケメンの彼氏を持っている女性は、優先順位が彼!という特徴があります。 ただ、結婚して子どもが出来るとどうでしょう。 それでも、優先順位は彼だと言っていられますか? 女性は子どもを産むと、本能から性格が変わる特徴があります。

根本的に性格が変わってしまうわけではありませんが、無意識に子どもを守ろうとする気持ちが働くため、恋愛していたころのような気持ちとは全く違います。 そのため、恋愛中は優先順位が1番だったイケメンの旦那様も、優先順位は二の次、三の次…となっていくのが、自然な流れです。 結婚相手を顔で選ぶのもいいですが、その彼だけに夢中でいられなくなったときに、夫婦関係を続けていくのが難しくなるという特徴も持っているので、気を付けましょう。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由⑤何十年と連れ添う

結婚は、恋愛と違ってこの先何十年と付き添います。 恋愛は、長くてもお付き合いは10年程度ですよね。 結婚は、例えば30歳で結婚しても平均寿命の70~80歳まで、あと50年ほどは一緒にいるのです。 結婚相手を選ぶというのは、それだけ長期間、一緒に過ごす相手を選ぶという特徴があるのです。

その間には、夫婦でたくさんの壁を乗り越えてきたり、ぶつかり合うことも多々あるでしょう。 時には、「もう嫌だ、離婚したい」と思うようなこともあるかもしれません。 でも、たいていの夫婦はそれでも、一度誓い合った「一生添い遂げる」という誓いを思い出し、再構築していくものです。 でも、結婚相手を顔で選んでしまった場合…「顔」しか、自分にとって相手の魅力がなかったら?どうなるでしょうか。 前述のとおり、老いていく旦那様を見て、もうイケメンでもないし、何の為にこの人と一緒にいるのだろうかと思ってしまいかねません。 そういった特徴もあり、結婚相手を選ぶというのは危険なのです。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由⑥すぐ離婚は難しい

恋愛の時は、「顔がかっこいいから付き合ったけど、中身はだめだった~」なんて言ってすぐに別れた、というようなカップルも散見しますね。 勿論、恋愛しているころはそれが自由にできるというのも大きな特徴です。 でも、一度結婚したとなると、なかなか簡単に離婚は難しいです。 中にはスピード離婚をしている人もいますが、やっぱり離婚というのは、様々なデメリットが生じます。

世間体であったり、子どもがいる場合は子どものことを考えると父親がいる方がいいのではないかと考えたり、また、金銭面や育児の関係で、シングルでやっていくことが出来るのかどうか、というところもありますよね。 シングルになった場合、子どもを大学まで行かせてあげられるのか、夢を諦めさせてしまったりしないかという心配も付きまといます。 また、離婚するには紙一枚で出来ますが、そのほか子どもとの面会や養育費などで揉めたり、きちんと支払いから逃げられないようにするために、調停離婚する場合もあります。 調停離婚する場合には、かなりの月日がかかりますし、書類を取り寄せたり、出向いたり…経験者のほとんどが、「結婚よりも離婚の方が体力を使う」と言っていますから、簡単に踏み込めないのが現状です。

結婚相手は顔で選ばない方がいい理由⑦不倫される心配

あなたが「顔がかっこいいから結婚したい♡」と思ったということは、彼は相当イケメンなのではないでしょうか? もし、結婚したい相手がかなりのイケメンの場合、モテる男子である可能性も非常に高いですよね。 その場合、長い結婚生活の中で不倫される可能性というのも視野に入れておく必要があります。 「顔がかっこいいから」という理由だけで選んでしまって、恋愛中に信頼関係もきちんと築いてこられなかった場合は特に危険です。

若いうちは、「自分は常に旦那さんの要望にもこたえられるし、満足もさせてあげられる♡」と自信があるかもしれませんが、妊娠中など、旦那さんの要望に応えられない期間というのも女性にはあります。

そんな時に、男性がとる行動と言えば、やっぱり不倫になってしまいます。 顔がかっこいい分、ちやほやされて生活してきた男性ですし、自分が言い寄れば女性はすぐについてきます。

そんな環境に居ながらも妻を一筋に想い、自分の欲望を我慢することが出来る男性がほとんどなのですが、中には欲望のままに、不倫に走ってしまうケースも。