こんにちは、イメージコンサルタントのmaricoです。
私は「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」などを用いて、ファッションやメイクを含め、お客様のトータルなイメージをプロデュースしています。本連載ではそんな私が、自分に似合う服の選び方や、ファッションのトレンドをご紹介します。
前回の記事では、それぞれの診断の内容について解説しましたが、3つもあるので「結局どれが一番大事?」というのは気になりますよね。
そこで今回は、「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」のどれが一番大切かを解説したいと思います。
大事なことは何に悩みを抱えているか?
まず最初に確認したいのですが、「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」の3つの診断に共通する最大のメリットは何だと思いますか?
「似合うメイクやファッションが分かること」とよく言われますよね。
もう少し踏み込んでいうと、「自分のタイプが分かることで、コンプレックスや悩みをカバーできる」のが3つの診断の最大のメリットです。
特に、若い時に比べると体型や肌が変化してくる大人の女性ほど、そのメリットが大きくなります。
つまり、「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」の3つの中で一番大切なのは、「自分がどの悩みやコンプレックスをカバーしたいか」で決まってくるのです。
各診断のカバーできる悩みとは?
ここからは「骨格診断」「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」の3つでカバーできる悩みを解説します。
まず骨格診断は、持って生まれた骨格とカラダの質感の特徴から、自分自身の体型を最もきれいに見せる服の「シルエット」と「素材」がわかる診断です。
骨格だから、
「上半身がムチムチしている」
「お尻がぼてっとしている」
「肩がゴツい」
などのような体型に悩みを抱えている人は、骨格診断をもとにしたファッションが重要です。
顔にコンプレックスがあるなら「顔タイプ診断」
一方で、顔タイプ診断は、顔のパーツや構造によって、似合う服・メイク・髪型の「テイスト」が分かるだけでなく、自分と違うテイストに「どう似合わせるか」が分かる診断です。
「顔が童顔で頼りなく見られる」
「顔がきついから怖がられる」
などのように、体型よりも顔にコンプレックスがある人は、顔タイプ診断が一番大切です。
また、パーソナルカラー診断は、生まれ持った肌や目の色から、似合う色のタイプを導き出すものです。
似合う色を身につけると、
- 明るく華やかな印象になる
- 血色や肌ツヤがよく見える
- 瞳がキラキラ輝く
といった効果があるので、「顔の血色がよくない」「肌ツヤが悪く見える」といった悩みを抱えている人は、パーソナルカラーを意識したアイテム選びを重視しましょう。