やりがいない仕事は、モチベーションの維持が難しく、続けていくのは辛いものです。ここでは、仕事がやりがいないと感じる理由やすぐに実践できる6つの対処法について詳しく解説します。

仕事がやりがいないと感じる理由とは

仕事でやりがいないと感じてつらい!理由とすぐできる6つの対処法
(画像=『Rolmy』より引用)

「やりがいない」と感じながら働いても、仕事に対して意欲が湧きづらくつまらないものです。
出社するのが苦痛な人もいるのではないでしょうか。

ここでは、仕事に対してやりがいが感じられない主な理由を4つ挙げて解説します。

正当に評価されない

人は誰しも承認欲求があります。
これは「他人から肯定的な評価を得たい」「存在価値を認められたい」という欲求です。

仕事でも、一定の成果をあげたときは誰しも評価されたいと思うでしょう。
成果をあげたとき「周囲から称賛を浴びた」「昇進した」などの見返りがあれば、より仕事に身が入るものです。

一方、明らかに優れた結果を出しているにもかかわらず、「よくやった」の一言もなければ気持ちが満たされません。
感謝や称賛の言葉は惜しみなく送られるものの、実際の給与や昇格には反映されないケースも、同様におもしろくないものです。

常にそんな状況が続けば、「がんばっても意味がないな」「がんばらなくても同じ」となり、仕事に対する意欲が低下してやりがいが感じられなくなります。

自分の仕事が何かの役に立っている実感がない

一般に、人は「誰かの役に立っている」と感じるとき、やる気がでるものです。
たとえば、お客様から「ありがとう」「あなたが担当で良かった」と言葉をかけてもらったことで、それまでの苦労が報われた気がしたといった経験がある人は多いでしょう。

ところが、業務の内容や仕事環境によっては、貢献感がほとんど得られないことがあります。
そのような仕事を続けていると、自分の存在価値や業務の意義が見いだせず、やりがいないと感じるようになります。

達成感が得られない

仕事では、区切りがついたときに達成感が得られることも大切です。
業務の過程で少々辛いことがあっても、最後に「やりとげた!」「がんばった」という達成感があれば、次もがんばろうと思えるでしょう。

ところが、日々の業務の大半が同じことの繰り返しだった場合、仕事を終えても「やりきった」という充足感を持つことは難しいものです。

誰でもできるような、簡単な作業ばかりしている場合も同じでしょう。
楽ではありますが、手ごたえがなく楽しいものではありません。

このような達成感がない仕事ばかりを担当しているときも、やりがいは感じられないでしょう。

失敗ばかりしてしまう

自分なりに努力や工夫を重ねているにもかかわらず、仕事が上手くいかないことは誰しもあるものです。
一次的なものであれば問題ないでしょう。

しかし、あまりにその状態が続いてしまうと、気持ちを前向きに切り替えるのもモチベーションを維持するのも難しいものです。

自信を失い、「どうせがんばってもできないから」とやる気を失いかねません。
自分には無理だと思う仕事に対して、やりがいを感じることはできないでしょう。