思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

4tトラックの見分

2019年4月24日

当時私は代表取締役として会社を経営していた。

ある時、とある有名保険会社から1本の電話が入った。
内容を確認すると自社の4tトラックの見分を行いたいとの内容だった。
保険会社の要請は5月早々に弊社のトラックの見分調査をさせて欲しいとのことで、理由を聞いても、はっきりとは話さず、とりあえず5月に入り面談を約束。

同年5月7日
保険会社から5名、私への事情聴取とトラックの調査見分をした。

理由を確認すると、弊社所有の4tトラックが保険金詐欺に使われた疑いがあり調査を行っているとの説明があった。

また、私(弊社)が保険金を請求していることになっていたため
「私は何のことだか全く分からない」
と事実の話をしたが、保険会社担当者は
「社長のあなたが知らないとはおかしい」
と再三主張。

確かに、4月初旬に得意先(産廃業者)社長から相談があり、弊社の4tトラックを貸与したことはあったが、事故の話など一度もなかったしトラックに損傷もない。

その後長野市の弁護士事務所から書面が届いた。