整理収納コンサルタントの須藤昌子です。下駄箱の収納スペースは、入れたいモノが沢山あって、詰め込みがちです。でも、詰め込むことで通気が悪くなり、カビや湿気も気になるようになります。加えて、入っているモノが分からない靴箱は開けたくない場所になるかもしれません。そんな靴箱を、使いやすさもきれいさも兼ね備えた収納にする3つのコツをご紹介します。
①数を絞る
収納場所と言えば、モノを収める事ばかり考えがちです。しかし、たくさん収めすぎると、入っているモノの把握が大変になるばかりでなく、取り出すのも戻すのも、面倒に感じるようになります。
そうすると、玄関の三和土は、靴だらけになってしまうかもしれません。
たくさんの靴を持っていても、履かないまま傷んでしまう事を考えたら、「履きたい」と思う靴だけを残して、手放してみませんか?
履きたい靴だけが収まった空間は、気分が上がる場所に変わるはずですよ。
②高さを考える
収納では意外と忘れがちな、「高さ」。せっかくの空間なので、使いやすくするためにも「高さ」を意識しましょう。
使う人や高さ、季節に合わせて、さまざまな種類分けが出来ます。
背の低い子供の場合は、自分で出し入れしやすいように低い場所に収納する、といったように、身長に合わせた置き場所を決めましょう。
また、ブーツや長靴などはあまり使わないからと、高い場所に収納してしまうと、取り出しにくくなりますから、一番下の場所を確保することをお勧めします。
そして、季節のビーチサンダルやマリンシューズなどは上部の高い位置に置き場所を決めると、使いやすい高さの棚を、いつも使う靴の置き場所に決めることが出来て、便利です。
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