【獣医師監修】もう1匹猫を飼うには
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
猫の組み合わせ 注意点
子猫同士 猫の年齢が若ければ若いほど早く仲良くなります。特に社会化期の子猫同士ならばすぐに仲良く遊び始めますが、少し大きくなっていたら最初のうちは多少警戒するかもしれません。それでも、子猫同士であれば間もなく一緒に遊び始めるでしょう。ですから、あなたの猫が、まだ子猫で、将来2匹で飼いたいと考えている場合には、できるだけ早い時期にもう1匹を見つけてあげると苦労しなくて済むことになります。
成猫と子猫 この組み合わせの場合、子猫の方はほとんどの場合無邪気に成猫に近づいていくのですが、成猫の反応は様々です。時には親子のような関係が生まれることもあります。特に出産経験のある雌猫であれば、離乳前の子猫の面倒をかいがいしく見てあげることがあります。
逆に子猫がやんちゃ盛りの年齢なら、成猫が友達のように相手になってあげることもありますが、子猫がしつこくちょっかいをかけていきますので、うるさく感じて威嚇することが多いようです。こんなとき飼い主さんは成猫を叱りがちです。しかし、これはごく自然な反応ですし、叱ることで子猫に対する印象が悪化してしまいますので、叱ってはいけません。こんなときには子猫があまりしつこくちょっかいをかけすぎないように、子猫が上がれないような高い場所に成猫の休めるスペースを作ってあげたり、成猫がのんびり休めるように『子猫立ち入り禁止』の部屋を作ってあげてもよいかもしれません。こうすることで子猫がいないときに、成猫が飼い主さんに甘えられる時間を持ってみてください。
成猫同士 発情中の雌猫と未去勢の雄猫という組み合わせは別として、お互いに成猫同士の場合には少なくともしばらくの間は緊張状態を覚悟しなければばなりません。できることならば、こうした組み合わせは避けたほうが無難ですが、どうしてもそうしなければならない場合には、新しい猫の導入は慎重かつ段階的に行う必要があります。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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