「老後資金は足りるのだろうか……」、このように不安に思っている方もいるでしょう。老後資金を現役時代から計画的に準備しなければ、老後破産してしまう恐れがあります。この記事では、元銀行員の筆者が老後破産する夫婦としない夫婦の決定的な違いを紹介します。

お金に関してオープンに会話できているか

お金に関してオープンに会話ができない夫婦は老後破産しやすいといえるでしょう。収入や貯蓄がどれくらいあるかお互いに理解できていないと、期待しすぎて、蓋をあけたら全然貯蓄できていないというケースも考えられます。

お金に関してオープンに話せる環境にしておくことが必要です。

しっかりライフプランを立てているか

老後に必要な金額の試算をせずに、行き当たりばったりのお金の使い方をするのは危険です。まず、老後いくら年金が受給できるのか、老後必要になる生活費を算出します。

年金で生活費をカバーできればいいですが、できない場合はその分を現役時代に貯めておく必要があります。老後になってから収入を得るのは難しいので、なるべく多めに確保しておくと安心です。

老後資金を知った上で、子どもの教育資金やマイホーム資金を試算すると無理のない範囲で対応できるでしょう。ライフプランを立ててみたい方は、銀行などの金融機関に相談してみてはいかがでしょうか。