手書きで文字をあまり書かなくなった昨今、正しい漢字の書き方に自信があるという方は少なくなっているでしょう。何かの機会で手書き文字を書く必要があり、焦る方も多いはず。今回は、漢字の書き方検索アプリや、美文字を書くテクニックを紹介いたします!

正しい漢字の書き方は美文字の第一歩!

正しい漢字の書き方!書き方検索アプリ・美文字を書くテクニック
(画像= unsplash.com/photos/zHwWnUDMizo、『Lovely』より引用)

字を綺麗に書こうと思っても上手にならない、小学校の低学年の子が書いたみたいな稚拙な文字になってしまう、という方は大人でも意外に多いのではないでしょうか。

最近はパソコンやスマホで伝達することが多くなり、手書きで文字を書くこと自体が減ってきています。しかし、手書きで書かなければいけない場合は重要な書類など、人に見せるためのものであることが多いですね。

ますます緊張して文字が下手になってしまいそうなところ…。しかし正しい漢字の書き方を知れば、簡単に美文字を書くことができます!漢字は書き方を守るだけで美しく書けるんですよ。

漢字の書き方は成り立ちから覚えることもできる

正しい漢字の書き方!書き方検索アプリ・美文字を書くテクニック
(画像= unsplash.com/photos/0gUtYjbmTcQ、『Lovely』より引用)

漢字は正しい書き順で書くことで、綺麗な形に書くことができます。漢字には成り立ちがあり、書き順もその成り立ちから理にかなった形で決められています。

たとえば「左」の字と「右」の字。最初の2角目までは形が共通していますが、「左」は横棒から、「右」ははらいから書く書き順となっていますね。小学校で習って疑問に思った方も多いはずです。

ある説では、「左」の字は神様に捧げる道具(工)を左手で、「右」の字は神様に捧げる器(口)を右手で持っているところをかたどっているといわれています。

すると「左」ははらいが腕で横棒が手のひら、「右」は横棒が腕ではらいが手のひらを表すことになります。手のひらを先に書くと考えると、「左」と「右」で書き順が違うことに納得ができますね。

漢字の書き方が分からないときは検索アプリがおすすめ

正しい漢字の書き方!書き方検索アプリ・美文字を書くテクニック
(画像=『Lovely』より引用)

あの漢字の書き方がわからない!書けると思っていた漢字をど忘れすることは誰しも経験があるはず。他に書けない漢字で困るのが、「薔薇」「鬱」「魑魅魍魎」など画数が多く文字が細かすぎてどう書いたらいいかわからない字ですよね。

手元に漢字辞典があるという方は、今では少数派になりつつあるのでは?漢和辞典があっても字が小さめだったり、書き順までは書かれていなかったりするのが悩ましいところです。

そこでおすすめしたいのが、漢字の検索アプリです。文字が大きく表示されたり、書き順の説明があったり。スマホやタブレットで書き方の練習ができるものもありますよ!

常用漢字筆順辞典 FREE

常用漢字の書き方や筆順を調べるのに無料で使えるアプリです。検索には直接手書き文字を使用することができて、読みがわからないものも調べられて便利。

もちろん漢和辞典のように、画数や読み、部首からの検索も可能。取得学年からの検索もできるので、お子様と一緒に漢字学習をする際にも使いやすいですよ。

筆順アニメーション機能で書き順もバッチリ。細かい部分のトメやハネも見やすいです。文字をなぞって練習する機能も!

漢字拡大ルーペ 漢字書き方・書き順検索アプリ

iPhoneやiPadなどで利用できる漢字の検索アプリ。書き方が気になる漢字を拡大表示でき、表示の切り替えで書き順を見ることができます。常用漢字以外も収録。

なぞって書き方を練習する機能もあり。漢字が大きく表示されるので見やすいです。こちらも無料で利用することができます。

漢字Check

書きたい漢字を思い出せないときに、音声でも検索できて便利なのがこちらのアプリです。他のアプリやWeb記事に出てきた漢字をコピー&ペーストして調べることも可能。日常生活での漢字の悩みから解放されます!

熟語を検索した場合は拡大・縮小で一文字ずつ見たり全体を見たりできて、手書きで文字をどう書いたらいいかわからないときにも重宝します。