子どもの風邪をもらってしまう
「子どもの熱が下がり、少し元気が出てきてほっとしたのもつかの間、今度はわたしがダウンしてしまいました。夜中にガクガク震えがくるほどの寒気を感じ、宿で借りていた体温計で熱を測ると高熱。起き上がれないほど辛い熱が出ました」
なんと今度は美鈴さんが病院に行く番に…。小児科ではない別の病院を探し、息子の夏風邪をもらったようだと伝えると意外な回答が返ってきます。
「タイミング的にも子どもの夏風邪をもらったと思い、病院で事情を話したのですが、『手足口病は大人はならない』とお医者様に言われました。いずれにせよわたしも宿でうなりながら寝るはめに。主人に、熱が下がって少し元気になった息子を連れて近くに出かけてもらい、ひとりで寝ていました。辛かったです」
手や足にブツブツができる
その後、美鈴さんの身体にさらなる異変が現れたといいます。
「熱がおさまりかけたと思ったら、手のひらや足の裏にブツブツができはじめたんです。やっぱり手足口病だったじゃないか!!!と思いましたが、いずれにせよ打つ手はなし。辛い身体のまま帰宅しました。そこからがまた地獄でした」
足のうらの水疱が痛くて歩けない
熱はおさまった美鈴さんですが、自宅に帰ってからも大災難だったそう。
「子どもの夏風邪を大人がもらうと、とてもひどくなるんです。わたしの場合、手のひらと足のうらの水泡が痛くてろくに歩けず、料理はもちろんできずで、実母に応援を頼んで来てもらい、家事を手伝ってもらいました」
子どもだけでなく、ママも健康管理に注意
「あの頃は手足口病以外にも、りんご病など、大人はかからないとされている病気を息子からたくさんもらい、しんどい目に遭いました。息子が大きくなるにつれ、ひどい夏風邪を引かなくなってずいぶん楽になりましたが、あのときは本当に辛かったです」
小さい子どもを連れて夏に帰省や旅行する人は、もしものときのために、帰省先の病院などをチェックしておくと安心かもしれませんね。
―シリーズ「良くも悪くも帰省の思い出」―
<文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
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