鼻は顔の美人度を左右する重要なパーツです。「私って、鼻が低いのかな?」と考えてしまうことはありませんか?本記事では日本人女性の鼻の高さの平均と、日本人に似合う理想の高さについて紹介します。理想の鼻に近づけるメイク方法についても解説しますね。
日本人女性の平均はどれくらい?
自分の鼻は低いのか高いのか、日本人女性の平均値が気になりますよね。
鼻のサイズは、国立研究開発法人産業技術総合研究所によると、「鼻幅」と「鼻高」の2種類があります。
ここで注意しておかなければいけないことは、国立研究開発法人産業技術総合研究所のさす「鼻高」とは鼻の付け根から鼻の下までの長さを指します。
分かりやすく言えば、鼻の縦の長さのことです。
また、小鼻の付け根から鼻の先までの「鼻の高さ」も鼻の印象に強く関係がありますよね。
そこで、本記事では鼻のサイズについて「鼻の横幅」「鼻の縦の長さ」「鼻の高さ」の3種類に分けて解説します。
鼻の横幅
鼻の横幅は、左右の小鼻の一番外側の点の直線距離を測定しましょう。
日本人女性の鼻の横幅の平均は以下のようになっています。
18~34歳の日本人女性=33.1mm
60~84歳の日本人女性=35.9mm
年齢を重ねるにつれて鼻の横幅の平均が大きくなっているのがわかりますね。
これは年齢を重ねると表情筋が緩むことから鼻が引っ張られている可能性が考えられます。
鼻の縦の長さ
鼻の縦の長さは、鼻の付け根から、鼻の下までの直線距離を指します。
日本人女性の鼻の縦の長さの平均は以下のようになっています。
18~34歳の日本人女性=48.2mm
60~84歳の日本人女性=50.0mm
やはり、鼻の幅と同様、鼻の縦の長さも年齢が上の人の方が数値が高いことがわかりますね。
鼻の高さ
鼻の高さは冒頭で解説したように小鼻の付け根から鼻の先を直線距離で結んだ長さを指します。
日本人女性の鼻の高さの平均は以下のようになっています。
18~34歳の日本人女性=28.0mm
60~84歳の日本人女性=27.0mm
鼻の高さは年齢が上がるにつれて低くなっているのがわかりますね。
年齢が低い人ほど、鼻幅が狭く、鼻の縦の長さも短くなっている一方鼻の高さは高くなっていますね。
日本人女性の顔の作りが少しずつ変化しているのでしょうか。
美しい鼻とは?
鼻のサイズの平均が分かったところで、美しい印象を与える鼻とはどのような鼻なのでしょうか。
高ければ高いほど良いというわけではないでしょう。
また、顔には鼻以外のパーツもありますから、各パーツとのバランスも大切ですよね。
本章では美しい印象を与える鼻とはどのような鼻なのかについて解説します。
角度も重要
美しい印象を与える鼻は角度も重要になってきます。
理想の鼻の角度は以下の3点を基準としましょう。
- 鼻の付け根とおでこの延長線と鼻筋の延長線が交わる角度(鼻前頭角)が120度前後
- 横顔で眉間と鼻の付け根を結んだ線と鼻筋の角度(鼻顔面角)が30~35度
- 横顔で鼻の先端から鼻の下の付け根を結んだ線と鼻の下の付け根と上唇を結んだ線の角度(鼻唇角)が90~95度
ビーナスラインは横顔美人の象徴
ビーナスラインとは別名エステティックラインとも呼ばれており、横顔美人の象徴として美容用業界で使用されている言葉です。
ビーナスラインとは鼻の先端と顎の先端を結んだ直線状に上下の唇が接しているか、やや後方にあるのが望ましいとされています。
芸能人でいうと、北川景子さんや石原さとみさんが理想的なビーナスラインの持ち主といえるでしょう。
パーツのバランスも大切!
「鼻の横幅」と「目頭と目頭の距離」がほぼ同じで35mm前後が理想とされています。
また、鼻の縦の長さと横幅の比率が100:64が理想だといわれています。
つまり、18~34歳の日本人女性の鼻の縦の長さが48.2mmですから、理想の横幅は30.84mmとなります。
18~34歳の日本人女性=33.1mmですから、日本人女性の平均の鼻の縦の長さに合わせるともう少し横幅が狭いほうが理想の鼻の形といえそうです。