桑原和真:上杉柊平

実写版『幽☆遊☆白書』キャスト写真にファン絶叫!でも一番「期待」のキャラは…
(画像=『幽☆遊☆白書 (3) 完全版』冨樫 義博(集英社)、『女子SPA!』より引用)

 当初は浦飯幽助のライバルとして登場しつつも、戦いを重ねるごとに誰よりも信頼のおける仲間となる男の中の男・桑原和真。熱い友情にも恋にも一直線な男気あふれる性格で、「大人になってから桑原に目覚めた」というオタク女子もかなり多いと思います。

 この桑原を演じるのは、ヒップホップクルーのKANDYTOWNのメンバーでもある上杉柊平。新進気鋭の俳優として活躍の場を拡げている彼ですが……このキャスティングを知った瞬間に口を吐いた言葉はただ一つ。

「イケメンやんけーー!!」

 そう、桑原は確かに上杉くん同様に高身長でガタいのいい兄ちゃんですけど、ハッキリ言ってブサメンなんですよ! でも、だからこそあの中身の良さが際立つんですよ! 最強のギャップ萌え男なんですよ!!

 まあ、ブサメンとは言わずともフツメンくらいの役者さんが良かったなぁと思ったのが正直なところ。でも、身長180cm超えで映像映えする見栄えで演技もできるとなると、実際はイケメン以外を探す方が難しいんでしょうね……。

蔵馬:志尊淳

実写版『幽☆遊☆白書』キャスト写真にファン絶叫!でも一番「期待」のキャラは…
(画像=(上)妖狐の姿の蔵馬、(下)南野秀一の姿の蔵馬/『幽☆遊☆白書 (10) 完全版』冨樫 義博(集英社)、『女子SPA!』より引用)

 蔵馬はもとは植物を操る力を持つ妖狐。しかし作品内で主に登場するのは、戦いで深手を追い、人間界で南野秀一に憑依した高校生の姿です。

 これを演じるは志尊淳。蔵馬といえば「中性的な容姿」が何よりの肝であるがゆえ、過去に何度か女装する役どころを演じたこともある志尊くんに白羽の矢が立ったのだと思います。だがしかし、フルメイク女装して可愛いのと、素で中性的なルックスなのとは近しいようで微妙に違う……。残念ながらこのキャスティングは、蔵馬推し歴30年超の筆者が納得できるものではありませんでした。

 しかし、この原稿を書きながら「いや待てよ」と筆者は思い立ちました。蔵馬の正体は銀髪の妖狐です。もしも実写でも妖狐蔵馬が登場し、それも志尊淳が演じるという可能性は無きにしもあらずです。妖狐の志尊淳……それは、イケる!! むしろ、南野秀一の時よりぜんぜんしっくりくるかも!!!

 完全にifの話なので現時点ではどうとも言えませんが、もしも、もしも妖狐蔵馬のことも含めて志尊淳がキャスティングされていたのだとしたら……お見事すぎる。その際は拍手喝采を送りたい所存です。