1990年から4年間、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた『幽☆遊☆白書』がNetflixで実写ドラマ化されることが決定し、キャストが続々発表されています。
『幽☆遊☆白書』、通称・幽白といえば、ジャンプ黄金期を支えた伝説的な大ヒット漫画ですが、かくいう筆者も思いっきり幽白ど真ん中世代。小学校高学年から中学生までの多感な思春期を幽白に染められ、これを入口にオタク街道まっしぐらな青春を送る原因となった、いわば私の人生のターニングポイントともいえる作品なのです。10数年後の同窓会で同級生から「今も蔵馬好きなん?」と聞かれたくらいには沼っていました……(遠い目)。
「ギャボー!!!」実写化が決まって以降、心穏やかじゃない
さて、そんな筆者が幽白実写化と聞いて、平静な面持ちでいられると思いますか? 発表が出された瞬間、オタク友達にLINE爆撃しまくり、情報がネット上に漏れ出すたびに「ギャボー!!!」と奇声を発する始末。もともと「漫画実写映画化」に対してポジティブな印象を持っていないせいもあり、実写化が決まって以降、全くもって心穏やかじゃない日々が続いていました。
そんな中、先日ついにメインキャラ4人のキャスティングが出揃いました。案の定、ネットでは賛否両論。ファン各々が意見を掲げており、かなりザワついています。そこで今回は、ドンピシャ世代どころか、沼にハマりすぎてその後の人生をある意味狂わされたほど、リアルガチな幽白厨である筆者が、実写キャスティングについて思いのたけをここにしたためさせてもらおうと思います。あくまでも、筆者個人の感想ですので、そこんとこ一つご了承くださいね!
浦飯幽助:北村匠海
まずは主人公の浦飯幽助。喧嘩大好きな素行不良のヤンキーで、事故に遭いそうな子どもを助けたことで死亡。生き返るための試練を乗り越え、霊界探偵として妖怪と戦いの日々をおくることになります。私、この浦飯幽助=北村匠海のキャスティングを聞いた時、なかなか良いと思ったんですよ。幽助って顔立ちはわりと童顔で可愛い印象もあったので、北村くんはイケるかもしれんな、と。
ただ、ビジュアル写真を見てガッカリしてしまったことは否めません。幽助の一番の特徴といえば、ヤンキー特有のリーゼントと額の剃り込みです。現代風に寄せてアレンジされたことは十分理解できるんですけどね……連載当時ですら、この髪型って少々時代遅れだったくらいですから。
とはいえ、今回の主要キャスティングの中ではファーストインプレッションが一番イメージに近くてしっくりきたのが主人公でした。きっと動いて喋ってる姿を見れば、さらに納得できるものになるはずです。