・ハナズオウ:裏切り

ハナズオウはマメ科ジャケツイバラ亜科の落葉低木で、4月から5月にかけてハート型でツヤのあるレッドやパープルの花を咲かせます。丈夫で、病害虫に強く、痩せ地、乾燥地でも育つことが出来ます。

そんなハナズオウの花言葉は「裏切り」「不信仰」です。悲しい花言葉が付けられたのは、イエス・キリストを裏切ったことを悔いたユダがセイヨウハナズオウの木で自ら命を絶ったというキリスト教のエピソードにちなみます。

・スターチス:変わらぬ恋

スターチスはヨーロッパ、地中海沿岸が原産地のイソマツ科の多年草と一年草です。5月から7月にかけてピンクやイエローなどの鮮やかな花を咲かせます。

種類は、園芸種を含めると100品種以上です。色、大きさにバリエーションがあり、長持ちすることからプレゼントとして人気があります。

そんなスターチスの花言葉は「変わらぬ恋」「途絶えぬ記憶」です。この花言葉が付けられたのはドライフラワーにしても色褪せないことにちなんでいます。

・アンスリウム:恋にもだえる心

片思いの意味を持つ花言葉の花35選!自分の気持ちをアプローチ
(画像=『Lovely』より引用)

アンスリウムは原産地が熱帯アメリカのサトイモ科の多年草です。5月から10月にかけてホワイトやピンクなどの花を咲かせます。ハワイで人気が高く、「Heart of Hawaii」という別名で親しまれ、バレンタインデーの時にプレゼントとして贈られます。

そんなアンスリウムの花言葉は「恋にもだえる心」「煩悩」という恋に悩む女性を連想させる言葉が付けられています。鮮やかなハート型の花姿が恋い焦がれる心情を表しているように見えることが由来です。

・センニチコウ:色褪せぬ愛

片思いの意味を持つ花言葉の花35選!自分の気持ちをアプローチ
(画像=『Lovely』より引用)

センニチコウは熱帯アメリカ、熱帯アフリカが原産のヒユ科の多年草です。種類が豊富で、100品種以上と言われています。7月から11月にかけて鮮やかな花を咲かせます。

暑さや乾燥に強いことから日本の夏でも長期間咲き続けることが出来ます。花色が色褪せにくいのでドライフラワーとしても人気です。

そんなセンニチコウの花言葉は「色褪せぬ愛」「不朽」です。この花言葉はドライフラワーにしても色褪せず、長い間花を咲かせることにちなみます。

・ブライダルベール:願い続ける

ブライダルベールはメキシコが原産地のツユクサ科の多年草です。4月から11月にかけて可愛らしい小ぶりの白い花を咲かせます。ブライダルベールという花名は白いベールをまとう花嫁のような花姿が由来です。

日本には昭和50年頃から出回り始めました。名前がロマンチックで、育てやすいため大変人気が高いです。

そんなブライダルベールの花言葉は「幸福」「願い続ける」という片想いともとれる言葉が付けられています。

・リンドウ:悲しんでいるあなたを愛する

片思いの意味を持つ花言葉の花35選!自分の気持ちをアプローチ
(画像=『Lovely』より引用)

リンドウは日本が原産地のリンドウ科の多年草です。9月から11月にかけてホワイトやイエローの花を咲かせます。古くから薬用としても親しまれ、リンドウの根及び根茎を乾燥させた漢方は「竜胆(リュウタン)」と呼ばれています。

そんなリンドウの花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」です。野生のリンドウは群れずに単独で、悲しみの象徴である青色の花を咲かせます。リンドウのひたむきな姿からこのような花言葉が付けられたようです。

・チューリップ:望みのない恋

片思いの意味を持つ花言葉の花35選!自分の気持ちをアプローチ
(画像=『Lovely』より引用)

チューリップはトルコが原産地のユリ科の球根植物です。3月から5月にかけて花を咲かせます。16世紀にトルコからヨーロッパに広がり、多くの栽培品種が誕生しました。

様々な品種があり、花色はホワイト、ピンク、パープルなどで、咲き方はユリ咲き、パーロット咲き、フリッジ咲きなどがあります。

チューリップの中でも黄色の花言葉は「望みのない恋」「名声」という切ない片想いを連想させる言葉が付けられています。

・エゾギク:信じる恋

エゾギクは中国北部が原産地のキク科の一年草です。7月から8月にかけてレッドやホワイトなどの花を咲かせます。18世紀にカトリック教会の神父が中国からパリの植物園に送り、そこから品種改良が加えられました。

品種改良により、八重咲きやポンポン咲きなどの花形、レッドやホワイトなどの花色が誕生しています。

エゾギクの花言葉は「信じる恋」という相手と結ばれることを健気に信じているような言葉が付けられています。