・コリウス:かなわぬ恋
コリウスはオーストラリアなどの熱帯に生息する多年草です。花色はオレンジ、イエロー、ピンクなど色んなバリエーションがあります。
花を咲かせずに育てれば初夏~秋まで楽しむことが可能です。葉を観賞する草花ですが、花に負けない華やかさがあります。
そんなコリウスの花言葉は「健康」「善良な家風」というポジティブな言葉と共に「かなわぬ恋」という片想いを連想させる切ない言葉も付けられています。
・ラクスパー:私の心を読んでください
ラクスパーは南ヨーロッパ、地中海沿岸が原産地のキンポウゲ科の一年草です。5月から6月にかけて美しい花を咲かせます。
ラクスパーの花言葉は「私の心を読んでください」という恋する乙女を連想させる言葉が付けられています。
・スカビオサ:恵まれぬ恋
スカビオサはアジア、ヨーロッパ、アフリカを中心に生息しています。種類は約80種類あり、花色はパープル、ピンク、ホワイトなどがあります。
スカビオサの花言葉は「恵まれぬ恋」「不幸な恋」です。西洋では紫色は悲しみを表し、未亡人に贈られることが多いことからこのような切ない花言葉が付けられました。
切ない花言葉を持っていますが、独特で可憐な花の形状、多才な花のサイズと色から園芸家に非常に人気が高いです。
・アネモネ:恋の苦しみ
アネモネは地中海を中心に生息する球根植物です。種類は100種類以上あり、花色はピンク、ホワイト、レッドなど多彩です。開花期間が長く、何よりも花姿が美しいので、園芸家に非常に人気が高いです。
花言葉は日本では「儚い恋」「恋の苦しみ」で、西洋では「期待」「見捨てられた」という切ない言葉が付けられています。
・トレプトカーパス:ささやきに耳を傾けて
トレプトカーパスはアフリカ東南部原産のイワタバコ科の多年草です。5月から10月にかけて花を咲かせます。
そんなトレプトカーパスの花言葉は「ささやきに耳を傾けて」というちょっぴりセクシーな言葉が付けられています。
・福寿草:悲しき思い出
福寿草の開花時期は2月~3月で、花色はレッド、イエロー、ホワイトなどがあります。
日本では旧暦の元旦のおめでたい時期に開花するため古くから福を招く花として知られ、花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」というポジティブなものが付けられています。
西洋での名前は「アドニス」で、花言葉は「悲しき思い出」です。これはギリシャ神話のイノシシに殺された美少年アドニスの悲劇が由来です。
・リナリア:この恋に気付いて
リナリアの原産地はヨーロッパ、北アフリカで、開花時期は春~初夏、花色はホワイト、パープル、ピンクなどがあります。繊細そうな見た目とは裏原に丈夫で初心者でも育てやすいためガーデニングで大人気です。
そんなリナリアの花言葉は「この恋に気付いて」で、これは乙女のように可憐で、繊細な姿にちなみます。
・シクラメン:内気
シクラメンは地中海沿岸が原産地のサクラソウ科の球根植物です。10月から4月にかけて燃えさかる炎のような花を咲かせます。
そんなシクラメンの花言葉は「内気」「はにかみ」「気後れ」「遠慮」という片想いに悩む純情な少女を連想させる言葉が付けられています。