東京・両国は、相撲と江戸時代の歴史・文化を楽しめる町。東京駅から電車で約15分とアクセスしやすく、相撲観戦はもちろん、名物のちゃんこ鍋が食べられるお店から、江戸の歴史を学べるスポットまで見どころ満載です!初めて東京観光に訪れた方でも十分楽しめる、東京・両国のおすすめスポットをご紹介します。

【1】「国技館」で相撲の世界を楽しむ!

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

相撲の聖地として有名な「両国国技館」。大相撲は1年間で6場所開催されますが、そのうち、3場所を両国国技館で観戦できます。場所中は相撲観戦だけでなく、ちゃんこ鍋を食べられるお店が開店したり、相撲関連グッズの販売も行われます。

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

桝席では、力士同士の熱戦を楽しむことができます。午後2時15分頃から十両、そして午後3時40分頃から幕内、午後4時前には横綱が土俵入りをします。気になる力士の取組前にお土産を買ったり、食事を済ませたりしてから観戦しましょう。

当日は自由席が発売されますが、満員御礼の場合が多いので、桝席に座って相撲を見たい方は事前に予約することをおすすめします。

相撲の歴史を学べる「相撲博物館」

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

取組前には、国技館内にある「相撲博物館」で相撲の歴史を学ぶのもおすすめ。歴代横綱の写真や、江戸時代に行われた勧進相撲の資料などが展示されています。通常は本場所中や平日のみの開館ですが、土日祝日もオープンする場合もあります。

【2】「江戸東京博物館」で東京(江戸)の歴史を学ぶ

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

江戸と明治から現在にかけての東京の歴史を紹介するスポットが、「江戸東京博物館」。両国橋や銀座の街並みを模型で再現したものや、江戸時代から現在にかけての貴重な資料など、江戸と東京の歴史、文化をわかりやすく解説しています。

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

見どころのひとつが、実物大で再現した江戸時代にかけられた日本橋と、歌舞伎小屋の中村座。日本橋を渡った後は、江戸時代前期から中期にかけての町人地や大名屋敷の模型や将軍家、大名家ゆかりの歴史資料を見ることができます。

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

さらに明治時代、江戸から東京に変わった時の資料、実物大で再現した新聞社の建物や凌雲閣(りょううんかく)の展示などがあり、太平洋戦争時の市民生活なども詳しく学べます。

【3】葛飾北斎の風景画の美を体験できる「すみだ北斎美術館」

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

2016年11月にオープンした「すみだ北斎美術館」。江戸時代後期に現在の墨田区で産まれ、90年の生涯のほとんどをこの地で過ごした、画家・葛飾北斎の生涯を作品やエピソードで詳しく紹介しています。

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

館内には、富士山の景色を描いた「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」や「北斎漫画(ほくさいまんが)」など北斎の作品を展示。作品の描き方や魅力について、タッチパネルで楽しみながら学べるので、ぜひ体験してみて。

【4】鼠小僧が眠る「回向院」

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

両国駅から歩いて3分のところにある「回向院(えこういん)」。江戸時代前期、江戸の町の大半を焼いた「明暦の大火」で犠牲になった10万人以上の町民をまつるため、御堂を建てたのが始めりだといわれています。明暦の大火の供養塔や、江戸時代に行われた「勧進相撲」の記念碑などがあります。

相撲と江戸の歴史を楽しもう!東京・両国のおすすめスポット8選
(画像=サトホーク トリップノートより引用)

見どころのひとつが、鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)の墓。江戸時代、黒装束にほっかむり姿で大名屋敷から千両箱を奪い、小判を町民の長屋にそっと置いて立ち去ったといわれる人物をまつっています。

当時、長年捕まらなかった運にあやかろうと、墓石を削ってお守りに持つ風習が盛んになったこともあり、現在も合格祈願に訪れる方もいます。