デリケートゾーンの肌トラブルは、年齢を問わず女性に多いもの。でも、周囲の人にも話せず、病院にも行けず、悩みを抱えたままの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、特に夏になると多くなる【デリケートゾーンのニオイ】の原因と対策について紹介します。

|デリケートゾーンのニオイが出やすいタイプって?

では、デリケートゾーンのニオイはどういうタイプの女性に出やすいのでしょう。デリケートゾーンのニオイが出やすい人の特徴を3つ挙げます。

(1)ムレやすい人

デリケートゾーンは尿、汗、おりもの、生理の血液やナプキンによって、常にムレやすい部位。尿や汗が付着した状態が続くと、ニオイの原因になります。また、ムレた状態が続くと雑菌が繁殖しやすくなり、これもニオイの原因になるのです。

(2)生活習慣が乱れがちな人

健康な女性の膣内は常在菌によって酸性に保たれており、外から雑菌や病原菌が入ってくるのを防いでいます。これを膣の自浄作用といいます。しかし、睡眠不足やストレスなどでホルモンバランスが乱れると、膣内の環境が乱れて自浄作用が低下。それにより、膣内に雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因になるのです。

(3)洗いすぎの人

デリケートゾーンを清潔にすることは大切ですが、膣内まで洗いすぎてしまうと膣内の酸性環境が乱れてしまい、自浄作用が低下します。すると、雑菌などが繁殖しやすくなりニオイの原因になるのです。