8月の行事食・旬な食べ物

【8月といえば】風物詩やイベント・お出かけスポット・旬な食べ物など総まとめ
(画像=『Lovely』より引用)

8月の行事食はお盆に供える精進料理です。精進料理とは仏道の修行のために作られた料理で、仏教では無益な殺生を禁じているため、肉や魚を使いません。

またニンニクやニラ、玉ねぎ、らっきょうなどの匂いや辛味がある五葷と呼ばれる食材は使用できません。五葷は仏教では禁止とされる怒りや欲の心を起こすと言われています。そして精進料理は、一汁五菜の形式が正式です。

お盆に精進料理を供える理由には様々な説があります。餓鬼道に落ちた亡者を供養するため、ご先祖と共に生きてきた動物に感謝をするため、お盆で帰ってきたご先祖様と一緒に食べて供養するためなど多くの説があります。

8月が旬な野菜

一年中スーパーで見かけるナスも美味しいのは6月〜10月です。トマトも夏を代表する野菜です。味が良く、ビタミンが多く含まれています。ミョウガは夏と秋に旬を迎え、秋ミョウガの旬が8月〜10月です。

他にもインゲン、ニンニク、とうもろこし、ピーマン、オクラ、きゅうり、かぼちゃなども8月が旬の野菜です。

8月が旬な果物

ぶどうの人気品種である「巨峰」は8月に出荷されるものが甘く味が良いと言われています。ぶどうは疲労回復に効果があるブドウ糖が多く含まれるので夏に食べるにはピッタリの果物です。梨の旬は8月〜9月で、最も早く旬を迎える「幸水」は7月から出回ります。梨はカリウムが豊富なので、汗を多くかく夏には水分と一緒に摂取ができます。

桃も8月が最盛期の果物です。桃にはカリウムやリン、ビタミンが含まれています。また葉や花、種は漢方に使用され、桃には捨てるところがないと言われています。

その他の8月が旬の果物はスイカ、イチジク、マンゴー、メロンなどがあります。

8月が旬な魚介類

一般的にタコの旬は夏〜秋です。タコは血中コレステロールを下げて動脈硬化を予防するタウリンが多く含まれています。高たんぱく質ですがカロリーが低いのでダイエットにも向いています。イサキ、タカベは夏を代表する魚と言われています。

他にもカンパチ、ウニ、アワビ、イワシ、鮎、カワハギも8月が旬です。

8月の花・花言葉

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(画像=『Lovely』より引用)

8月が最盛期で多くの花色を持つハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」です。ハイビスカスは一日花ですが、日当たりの良い場所に置くと次々と蕾をつけて花が咲き続けることが花言葉の由来となっています。またハイビスカスは花色別の花言葉があり、赤いハイビスカスは「常に新しい美」「勇敢」白いハイビスカスは「艶美」という花言葉を持っています。

水面の上に咲くハスも開花時期は8月で花言葉は「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」「雄弁」です。ハスの花言葉は泥水の中から、清らかな花を咲かせることが由来となっています。「雄弁」の花言葉はエジプト神話に登場する雄弁な神のオシリスにハスの花が捧げられたことが由来です。

夏を代表する花であるアサガオの花言葉は「固い絆」「はかない恋」「愛情」です。支柱にツルをしっかりと巻きつけることから「固い絆」という花言葉が生まれました。またアサガオの花は朝咲いて、午後にはしぼんでしまうので「はかない恋」という花言葉の由来となりました。

夏の夜に開花する神秘的な月下美人の花言葉は「あでやかな美人」「はかない美」「はかない恋」です。月下美人は夜に咲き、翌朝にはしぼんでしまうことから「はかない美」「はかない恋」という花言葉が付けられました。「あでやかな美人」は月下美人の美しい姿が由来です。

他にも8月に咲く花はひまわり、ゆり、サルビア、タチアオイ、ブルースターなど多くあります。

8月の誕生石・石言葉

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(画像=『Lovely』より引用)

8月の誕生石はペリドットです。太陽神を崇めていた古代エジプトでは太陽と同じ輝きを持つペリドットは神聖な石として現在まで長く愛されています。

ペリドットの石言葉は「夫婦の幸福」「和合」です。太陽神の象徴として大切にされていたペリドットは明るくポジティブな力を持つと言われています。心を明るくし、穏やかに過ごせるようにしてくれるペリドットは人間関係のトラブルを回避できるお守りにも良いでしょう。恋愛でも穏やかな気持ちで楽しく幸せな関係を築くことができると言われています。