有給休暇の過ごし方、3つの事例

改善傾向にあるとはいえ、依然として有休取得率が低い日本社会で働いていくのであれば、より有給休暇を有効に使いたいところ。もちろん有給休暇の取得は労働者に与えられた当然の権利です。

しかしなかなか周囲との兼ね合いもあって取得しにくい状況であることも事実といえるでしょう。有給休暇を有効に賢く使って自己成長を果たすためには、さまざまな時間の使い方があります。

20代のころは思ったようにお金を貯蓄できていない人もいるでしょうから、あまり費用が掛かり過ぎないことを前提に、以下の3つを提案します。

  1. 「追体験」をする
  2. 緊急度は低いが重要度が高いことに時間を使う
  3. 過去を清算する

1.「追体験」をする

他者の体験をたどり、自分の体験として再現することを「追体験」と呼びます。若い20代は「歴史」の追体験が成長に繋がることでしょう。過去を学ぶことで、社会人としての知見の土台をしっかりと形成することができます。

具体例:歴史的に意義がある場所への小旅行、災害被災地でのボランティアなど

2.緊急度は低いが重要度が高いことに時間を使う

「時間のマトリックス」という考え方があります。スティーブン・コヴィー氏の著書『7つの習慣(キングベアー出版)』で紹介された考え方です。

人は緊急度が低いものの、重要度が高いことに時間を使いにくい性質があることを指摘しています。普段ではなかなか取り組めないことにしっかりと時間を割き自己成長につなげることも一つです。

具体例:スキルをリサーチする、健康のため運動をするなど

3.過去を清算する

これまでに自分がしたことについて負い目を感じていることが原因で、なかなか前に進めない人もいるでしょう。

例えば「家族や知人にひどいことを言ってしまった」「お金や物の借りたままにしている」といった具合です。有給休暇を使ってこうした過去をしっかり清算し、前だけを見て走り続けられる状況を自ら作り出していくことも間接的に自己成長につながっていきます。

具体例:家族や知人に謝罪する、借りていた物を返すなど

自分にあった有効な過ごし方を模索してみよう

もちろん他にも有給休暇を有効に使う方法はたくさんあるでしょう。有給休暇が取得しにくい風潮がある日本では、限られた日数だからこその使い方で他の人との差が出やすいものです。

改めて「自分に足りていない部分」「伸ばしたいスキル」などを考えて有効な過ごし方を模索してみてはいかがでしょうか。

提供・UpU

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