夏になると気になる電気代。気温の高いエリアほど電気代がかかりそう、というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。しかし、都道府県別で夏の電気代を比較してみると、意外な県が上位にランクインしています。今回は、都道府県別で見る夏の電気代と、電気代が高くなる理由をご紹介します。

都道府県別「夏の電気代」支出ランキングTOP10

早速、都道府県別で夏の電気代支出額を、上位10位までランキング形式でご紹介します。

順位 県名 夏の電気代 夏の電気代が家計に占める割合
1位 福井県 11,098円 4.69%
2位 富山県 10,595円 3.74%
3位 石川県 9,448円 3.44%
4位 徳島県 9,246円 3.82%
5位 島根県 9,233円 4.17%
6位 青森県 8,839円 3.93%
7位 新潟県 8,736円 3.66%
8位 秋田県 8,702円 3.69%
9位 山形県 8,625円 3.18%
10位 沖縄県 8,607円 4.12%

気温の高い沖縄県が10位に入っていますが、上位は軒並み北陸や東北など、どちらかと言えば涼しいイメージのある県がランクインしています。特に、北陸地方の県が上位3位を占めている点が目を引きます。

1位は福井県!理由は家の広さと世帯人数

夏の電気代、第1位は福井県です。福井県の電気代が高い理由として考えられるのは以下の2点です。

・1世帯当たりの人数が都道府県別で2位(2013年統計)
・全国平均と比べて家が広い

部屋が広い上に、子供部屋、リビングなど複数の部屋でエアコンが稼働するため、電気代が高くなってしまうと考えられます。