浴衣に足袋を履いてもいいのかどうかで悩んでいませんか?今回は、浴衣と足袋の着用マナーについて紹介します。下駄や草履のどちらを合わせるのかや、コーデとそのポイントもお伝えしていますよ。浴衣のマナーについて、詳しく見ていきましょう。
浴衣に足袋を履くのはマナー違反?
①浴衣に足袋を履いても問題はない
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基本的には、浴衣に足袋を履いても問題はないでしょう。着物に比べると、浴衣は自由に着こなすアイテムとされています。一方夏の花火大会のようなイベントでは、浴衣に素足が定番のスタイルですし、足袋なしの方が季節的にも適しているでしょう。
以上の2点から考えると、TPOに合わせて浴衣に足袋を履けば、おかしいことはありません。現在ではさまざまな浴衣に合わせやすい足袋が販売されているので、一つのおしゃれアイテムとして取り入れてみてください。
②冷えや日焼け・鼻緒ずれ対策で履く場合もある
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浴衣コーデで足の冷えや日焼け、鼻緒ずれが気になる時に、足袋を履くこともあります。外出先でクーラーが効き過ぎていたり太陽光が強かったりする時は、足袋を履いた方が冷えや日焼けを防げるでしょう。
また下駄や草履の鼻緒が肌に当たると、擦れる時があります。この鼻緒ずれを防ぐために、足袋は役立つといわれています。このように浴衣に足袋を履くスタイルは、実用的な面から考えると、適した組み合わせといえるでしょう。
③他人の家に上がる時に履くと失礼にならない
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浴衣を着て他人の家に上がる時は、足袋を履いた方が失礼ではないといわれています。素足で家の中を歩くと汚れが付着してしまうため、招待した人が嫌な思いをする可能性があるでしょう。
しかし、足袋を履いていれば汚れが付くのを最小限に抑えられるため、招待した側と招かれた人はお互いに気持ち良くいられます。注意点として、家に上がる前には足袋を履いていた方が良いでしょう。家に入ってから足袋を履くと、招いた側が「うちは汚いのか」と思う可能性があります。
④茶室や舞踊・神仏の前では履いた方が良い
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浴衣のマナーとして、茶室や舞踊、神仏の前では足袋を履いた方が適しているともいわれています。やはり素足では汚れが付着している可能性があるため、複数人がいる場所や神聖な所では、足袋は必要といえるでしょう。茶室や舞踊、神社仏閣に用事がある時は、浴衣に足袋を合わせてみてください。
浴衣と足袋に下駄・草履のどちらを合わせるといいのか?
浴衣に足袋を合わせる時、下駄と草履のどちらを履けばいいのでしょうか。浴衣コーデを足元までパーフェクトに仕上げて、お出かけやイベントを楽しみましょう。以下で説明しているので、ぜひチェックしてください。
①どちらを合わせても良い
浴衣と足袋を合わせたコーデの時には、下駄と草履のどちらを履いても良いとされています。下駄と比べると、草履はフォーマルなアイテムといわれているのが特徴です。また浴衣は、着物に比べてカジュアルな服装といわれています。
そのため浴衣に草履を合わせる時には、カジュアルなアイテムを選ぶと良いでしょう。フォーマルな草履しか持っていない時は、下駄があればそちらを履くようしてみてください。
②TPOに合わせる
下駄と草履は、TPOに合わせて履くと良いでしょう。下駄は歩く度に音が鳴ってしまうため、演奏会や静かなイベントにはふさわしくありません。そのため足音を立てたくない場所では、歩いても音が響きにくい草履が適しています。
お気に入りをお持ちでない方や可愛いアイテムをお探しの人は、ぜひ参考にしてください。
浴衣と足袋のコーデのポイントは?
①お互いが馴染む色にする
浴衣に足袋を履く時は、お互いが馴染む色にするのがコーデのポイントです。足袋はただ履けばいいというわけではなく、浴衣の色や柄に馴染むアイテムを合わせる必要があります。わざわざ足袋を履いたのに浴衣に合っていないと、おかしいコーデに仕上がってしまうでしょう。
そのため浴衣の色や柄をチェックしてから、足袋を購入するようにしてみてください。例えば、おしゃれな白いレースの足袋には、淡い色合いの浴衣が上品に見えるでしょう。一方ダークな色合いの浴衣には、濃いカラーの足袋が馴染みやすくなります。
②浴衣の裾はくるぶしが隠れる丈にする
浴衣と足袋のコーデをする時は、裾をくるぶしが隠れる丈にすることもポイントです。浴衣の裾が足袋の上端より高い位置にあると、足首が見えておかしい着こなしに仕上がってしまいます。足袋を履くのであれば、浴衣をくるぶしが隠れる丈にすると、違和感なく着こなせるでしょう。