映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』のネタバレあらすじ

【ネタバレ】映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』あらすじを徹底解説!
(画像=TSUTAYA、『Sorte plus』より引用)

ここからは、映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』のあらすじを、ネタバレを交えつつご紹介します。起承転結の4パートに分けてまとめるので、気になる箇所のみをチェックするなど、お好きにご活用ください。

ネタバレあらすじ①起

【ネタバレ】映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』あらすじを徹底解説!
(画像=TSUTAYA、『Sorte plus』より引用)

イタズラ好きの少年”ママチャリ”は、仲間達と悪さをしては面白がるという日々を送っていました。いたずらの中身は、例えば「バーバー」の文字を改変して「ババー」にしたり、クマの着ぐるみに入って人を驚かせるなど子供じみたものです。

しかし彼らはれっきとした「いたずら小僧」として、街ではちょっとした有名人でした。後からこの時のことを振り返ったママチャリが「受験とか大きな壁から逃げたかったというのもあるけれど、単純にいたずらが好きだったんだと思う」と話すほど、彼らは生粋のいたずら好き少年だったのでした。

ある日、彼らに事件が起きます。それは仲間の西条が原付のスピード違反で停学処分となったことでした。西条は自分が捕まった時のことを「街の駐在さんが獲物がかかるのを待ち構えるかのように、スピードの出やすい坂の下で潜伏していたからだ」と言及します。

そして、そんな駐在さんのことを「卑怯だ」と騒ぐのでした。こうして、7人組たちによる駐在さんへの復讐がスタートします。まずママチャリが思い付いたのは『嵐のチャリンコライダー』作戦でした。

自転車で猛スピードを出し、ネズミ捕りをする駐在さんを邪魔しようと、彼らは全速力で自転車を漕ぎます。しかし自転車も軽車両であることから、彼らは駐在さんにあっさり捕まってしまいます。

ネタバレあらすじ②承

【ネタバレ】映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』あらすじを徹底解説!
(画像=TSUTAYA、『Sorte plus』より引用)

次に彼らは歩いて妨害することにします。シンバルや鉄琴などを手にネズミ捕りをする駐在さんの前を歩きますが、「警察を舐めるな!」と怒鳴られてしまい、仕事の妨害をしないように言われてしまいます。

次に彼らは、覆面で自転車二人乗りをし、追ってくる駐在さんにロケット花火を発射します。怒った駐在さんはママチャリの母を呼び出し、彼は大目玉を喰らいます。

ある日、いつもママチャリたちの集い場となっていた仲間の井上の両親に苦言を呈されたことで、彼らは喫茶店に活動拠点を移します。そこで西条は新しい作戦を思いつきます。それは、駐在所にエロ本を置いて困らせるというものでした。

そこへ、喫茶店の店員がコーヒーを運んできます。大人の魅力に溢れるその女性店員・加奈子に釘付けになった彼らは、その日以降彼女目当てに連日のように喫茶店に通うことになるのでした。

そしてママチャリは駐在さんにイタズラを仕掛けて成功したら、彼女に告白しようと決心します。そしてエロ本を片手に駐在所に忍び込みますが、そこに加奈子がやってきます。なんと彼女は駐在さんの妻だったのです。

ママチャリの初恋は散ってしまい、それと同時に辱めまで受けることになりました。そんなある時、駐在さんが若い女性とイチャイチャしているのを目撃したママチャリは、怒り心頭で彼を殴ろうとします。

しかし彼女は加奈子の妹だったのです。その妹の美貌に夢中になったママチャリたちは、今度は彼女に憧れを寄せます。そんな彼らが次に思いついたのは『人が倒れています作戦』です。

倒れているふりをし、市民に駐在さんを呼びに行ってもらい、落とし穴に落とすという作戦で、駐在さんはまんまと罠にかかります。怒った駐在さんは、ママチャリたちの行きつけの焼きそば屋に先回りし、胡椒を大量にかけた焼きそばを出して仕返しをするのでした。

ママチャリたちは全面戦争を決意し、原付バイクの講習にきた駐在さんのバイクのサドルにトリモチを塗り、サドルから立てないようにします。

しかしこれに気づいた駐在さんが代わりのバイクを用意したことで、作戦は失敗に終わり、西条がトリモチを塗ったバイクに乗ることになってしまったのでした。

ネタバレあらすじ③転

なんとかして駐在さんを懲らしめたい7人でしたが、ある日下心が引き起こした事故で入院していた西条が夏祭りに使う花火を盗むことを思いつきます。それを聞いた仲間たちは立派な犯罪行為だと思い、次々に離脱します。

ママチャリは、本当は優しいはずの西条の言い出したこの案に違和感を覚えます。そして西条の病室に財布を忘れた彼が引き返すと、「ここから花火なんて見えない」と落ち込む病気の女の子に「絶対に見せる」と約束する西条の姿がありました。

これを見たママチャリは花火を盗むことを決め、取材のふりをして花火職人に近づき、花火を手に入れます。仲間たちも次々に戻り、ようやく花火を打ち上げられるところまで来ました。しかしここで、駐在さんが現れます。

なんとしても打ち上げると言い張るママチャリに、駐在さんは「お前がそんなことをする必要はない」と言って宥めますが、彼の決意は曲げられません。

そして仲間の助けもあり、やっと花火を打ち上げることに成功するのでした。西条は病室から打ち上げられている花火を見ますが、駐在さんと手錠に繋がれたママチャリたちを見てやるせなくなります。

ネタバレあらすじ④結

その時、全ての花火を打ち上げたはずなのに、病室の窓の向こうに花火が上がります。驚く彼らでしたが、この花火は駐在さんが自腹を切って職人に打ち上げてもらったものだったのでした。そして、花火職人から花火代は受け取っているという連絡を受けたと言って、駐在さんは手錠を外してくれます。

駐在さんの優しさに感激する一同でしたが、その後も彼らが改心することはなく、まだまだイタズラは続くのでした。