13.浦富海岸(鳥取)
約15kmにわたって続くリアス式海岸で、国の名勝、天然記念物に指定されています。奇岩や洞門、断崖絶壁、透明度の高い海など自然豊かな美しい景色が見られる人気のスポット。
遊覧船が運行しており海から景色を楽しむもよし、「浦富海岸自然探勝路」など海岸線の遊歩道を歩いて陸から絶景を楽しむもよしの景勝地です。
14.襟裳岬(北海道)
北海道の最南端であると共に、日高山脈の最南端に位置する「襟裳岬」は、北海道幌泉群えりも町にあります。道内の岬のなかでも、1位、2位を争う風光明媚な岬として有名で、荒々しい断崖絶壁や水平線のほか、遠く2km沖まで点々と続く岩礁地帯にはゼニガタアザラシの群れが生息しており、壮大な大自然のドラマを垣間見ることができます。
また、襟裳岬では年間260日以上も風速10m/s以上の風が吹くことから、「風極の地」とも呼ばれており、日本屈指の強風地帯でもあります。その強風を活かした「襟裳岬 風の館」の施設があるほか、お土産やご当地グルメを楽しめる「えりも岬観光センター」などもあり、道内外から多くの旅行客が訪れる人気の観光スポットです。
15.層雲峡(北海道)
大雪山国立公園に位置する渓谷で、石狩川沿い約24kmにわたって断崖絶壁が連なります。「流星の滝・銀河の滝」は層雲峡を代表する景勝地のひとつ。不動岩からダイナミックに流れる2本の滝は、一本の線のように流れるのが「流星の滝」、そして幾重にも分かれて白糸のように流れるのが「銀河の滝」です。双瀑台からは2本同時に見ることができます。
流星の滝・銀河の滝から約2kmの場所には、柱状節理の岩がつくりだす約160mの高さにもおよぶ絶壁がつづく小函、そしてさらに2.5km先にはより大きく切り立った断崖がつづく大函があり、どちらも自然がつくりだす迫力のある景色に圧倒されます。
16.ヤセの断崖(石川)
ヤセの断崖(だんがい)は、松本清張の小説『ゼロの焦点』の舞台として有名な場所。海面からの高さが35mから55mの場所もあり、足がすくむほどの断崖絶壁でスリル満点です。
遊歩道を進むと、源義経が源頼朝から逃れる途中、舟を隠したといわれる入江「義経の舟隠し」にも繋がっています。
17.霧多布岬展望台(北海道)
霧多布岬は太平洋に突き出た岬で、周辺には展望台や灯台、キャンプ場などが点在しています。そんな霧多布岬にある展望台からは、荒々しい断崖絶壁が続くダイナミックな絶景を見ることができます。
夏場は、道東名物の“海霧”に視界を遮られることもしばしばありますが、霧多布岬を訪れたのなら、展望台から見える景色をまずは目に焼き付けておくのがおすすめです。
18.北山崎(岩手)
北山崎とは北三陸海岸の代表的な景勝地のひとつで、別名「海のアルプス」との異名をもつ美しい海岸。高さ200mもの大海蝕崖に、海面にそびえ立つ奇岩、大小さまざまな海蝕洞窟と、変化に富んだ海岸が約8kmにわたって続きます。
北山崎には第1から第3まで展望台があり、特におすすめなのが第2展望台。300段以上の階段を上り下りする必要がありますが、断崖のギリギリのところに展望台が作られているので、ダイナミックな絶景を楽しめます。またさっぱ船や観光船も運行しており、迫力ある景色を海の上から鑑賞するのもおすすめです。
19.高千穂峡(宮崎)
阿蘇の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に流れ出し、急激に冷却されできた断崖で、国の名勝・天然記念物に指定されています。
高いところで100mの高さになる断崖が7kmにわたって続き、うち1kmには遊歩道が整備されており自由に散策が可能。とくに下流側にある高さ約17mの真名井の滝が有名で、貸しボートでぜひ近くまで行ってみて。
20.塔のへつり(福島)
約200mにわたって奇岩・奇勝の続く景勝地です。“へつり”とは、この地方の方言で険しい断崖のこと。まるで塔のように削られた現在の奇岩ができあがるまで、100万年もの歳月がかかったのだそう。
紅葉の名所としても知られており、10月中旬〜11月中旬には白い岩に真っ赤な紅葉が映えます。そして冬には雪が降り積もり、まるで水墨画の世界のよう。
21.城ヶ崎海岸(静岡)
富士箱根伊豆国立公園の指定を受けている地区で、約4,000年前の噴火による溶岩が海へ流れ出て固まり、その後長い年月をかけ侵食作用により削られ、現在のような荒々しい岸壁になりました。海岸は全長約9kmにも渡り、迫力のある姿を見せてくれます。
また海岸沿いには遊歩道「城ヶ崎ピクニカルコース」が設けられており、何千年も前に出来た溶岩の上を散策することができます。城ヶ崎ピクニカルコースの中間にある、全長48m、幅1.5m、高さは23mの「門脇つり橋」は城ヶ崎海岸のシンボル。眼下には白い波が激しく打ち寄せスリル満点です。
つり橋の近くには高さ24.9mの門脇崎灯台があり、無料で登ることが出来ます。地上4m、17mの2ヶ所に展望台が設けられており、そこからの眺めも最高ですよ。
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選