雰囲気の良いスポットやおしゃれなカフェ、夜景スポットに2人の願いを叶えてくれる神社・お寺など、カップルで行きたい京都デートにおすすめのスポットを厳選してご紹介します!
【1】鴨川
桟敷ヶ岳から京都市内を流れ、桂川と合流し淀川にはいる約23kmの川。京都市の中心部を流れることから、京都市民の定番のデートスポットでもあり、三条から四条の河川敷にカップルが座る光景は、もはや鴨川の風物詩と言えます。
毎年5~9月には「鴨川納涼床」が設置されるので、利用してみるのもおすすめ。コース料理しかない懐石料理店などは一見敷居が高そうに感じますが、バーの納涼床でカクテルを一杯だけ、という楽しみ方もできます。鴨川の上を渡る涼しい風を感じながら、食事やお酒をいただけるのは、夏の京都ならではの贅沢です♪
【2】ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
南禅寺から徒歩約7分の場所にある「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」は、観光と合わせて立ち寄るのにもぴったりなスポット。町屋をリノベーションしたガラス張りのお洒落なお店で、通り沿いにある棟は、1階がグッズ販売、2階が予約専用のラウンジになっています。
そして奥の棟に、カフェエリアがあります。中庭が見える席もあり、京都らしい風情を感じながら美味しいコーヒーをいただけます。
「抹茶テリーヌショコラ(330円)」は京都店限定のスイーツ。抹茶の味がとっても濃厚で、山椒の香りがアクセントになっています。抹茶と山椒の意外な組み合わせは癖になりますよ。是非コーヒーとセットでいただいてみてください。
【3】伏見稲荷大社
最強の金運&出世運アップのパワースポットとして人気の「伏見稲荷大社」。全国に3万社あると言われる稲荷神社の総本宮で、代名詞とも言えるのが「千本鳥居」です。ズラリとならぶ圧巻の鳥居は外国人にも大人気!『外国人に人気の日本の観光スポット』で3年連続一位に輝くほどです。
伏見稲荷大社では、願いが「通る」または「通った」という意味から、江戸時代には既に鳥居を奉納する習慣があったそう。千本鳥居は実際には1,000本はありませんが、数が多いことを表すためにこの名が付けられました。しかし稲荷山を含めた境内全体では、さまざまな大きさの1万を超える鳥居があると言われています。
【4】渡月橋
平安時代初期、桂川の南側にあるお寺の参詣通路としてかけられた、長さ155mの橋。渡月橋の名前は、鎌倉時代に亀山天皇がこの地で舟遊びをした折に詠んだ「くまなき月の渡るに似る(くもりのない日に、夜空に浮かぶ満月が橋を渡るように見えた)」という詩が由来とされています。
橋の背後には嵐山、亀山、小倉山がそびえ、四季折々の風景を楽しむことができます。また12月に開催される「嵐山花灯路」では渡月橋と山裾、水辺などがライトアップ!風流な渡月橋が幻想的に様変わりし、ロマンチックなデートにぴったりです。
【5】キモノフォレスト
2013年7月の京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」のリニューアルにともない設置されました。京友禅の生地を使った約600本のポールを林に見立てたもので、恋人同士の着物デートにぴったり。
日没から21時まではライトアップされ、暖かく柔らかい光が空間を包み込みます。
また嵐山駅のホームには足湯があり、駅への入場料はいらず、足湯の料金のみで楽しめます。足湯につかりながら、美しいキモノフォレストを眺めてゆっくりした時間を過ごすのもいいですね。
【6】竹林の道
野宮神社から大河内山荘へとつづく約200メートルの小道に、高さ5~10mの竹が連なる風情のある通りです。キモノフォレスト同様に、恋人同士の着物デートにぴったり。
毎年12月上旬に開催される「嵐山花灯路」では、夜にライトアップが行われ幻想的に。世界遺産である天龍寺の北門とも隣接しています。
【7】デザートカフェ長楽館
春にはしだれ桜が有名な「円山公園」の一角にある「長楽館」。明治時代の実業家・村井吉兵衛が建てた100年の歴史を誇る迎賓館で、今も当時の姿のまま、ホテルとして多くの人々に愛され続けています。
ホテル内にある「デザートカフェ長楽館」は、宿泊客以外も利用できるカフェ。それぞれ異なる様式で造られた8部屋がカフェスペースになっています。
そして長楽館といえば人気なのが、三段のアフタヌーンティースタンドにスコーンやサンドウィッチ、ケーキなどが盛られて提供される、英国式のアフタヌーンティー。アフタヌーンティー利用者はかつて応接室として使われていたエレガントなロココ調のお部屋「迎賓の間」に通され、紅茶やスパークリングワインなどの飲み物とともに優雅なひと時を過ごせます。
アフタヌーンティーは2名から利用可能で、事前の予約が必要になります。
【8】京都水族館
水族館はデートの定番スポットですね。京都駅から徒歩約15分のところにある京都水族館は、2012年オープン。館内ではペンギン・イルカなどの水族館の定番の生き物から、鴨川の川魚やハモやタイといった京都の食文化にちなんだ魚など、他の水族館では見られないような魚まで見ることができます。
人気のイルカショーも1日2回以上開催されています。京都や水族館にちなんだメニューが揃う併設カフェや、他ではあまり見かけないようなチンアナゴやオオサンショウウオのグッズが揃うグッズ売り場も必見です。
【9】将軍塚青龍殿
青蓮院門跡の飛地境内である東山山頂に、2014年に建立された将軍塚青龍殿。清水の舞台の4.6倍もの大きさの舞台が設けられており、京都の街を眼下に一望できます。
春・秋の一部期間のみ夜間特別拝観が行われ、展望台へと続く庭園のライトアップが行われるほか、舞台から大パノラマの夜景を鑑賞できます。
【10】京都駅 空中径路
京都駅のドーム型の天井下、地上45mの高さに設けられている空中経路は、京都タワーや京都市内を一望できる展望スポットです。西側入り口は駅ビル10階にある京都拉麺小路から、東側入り口は7階の東広場からアクセスできます。
ガラス張りの通路の長さは147mで、途中に展望ポイントが数カ所設けられています。アクセス方法がわかりにくいこともあり、訪れる人の少ない穴場の夜景スポットです。通行可能な時間は10:00〜22:00まで、通行料は無料です。