南京街(中華街)や北野異人館街、姫路城などをはじめとする兵庫県の観光スポットの中で、トリップノートの4万2千人の旅行好きトラベラー会員(2019年8月現在)が実際に行っている兵庫の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:南京町
横浜中華街、長崎新地中華街と並ぶ「日本三大中華街」のひとつが、神戸南京町です。「元町駅」から歩いて5分ほどとアクセスもよく、東西約200m、南北110mの範囲に100店あまりの店舗が軒を連ねます。事前に行きたいお店をチェックして訪れると良いでしょう。
ランチやディナーに本格中華を味わうのもいいですが、やはり南京町では点心を買って食べ歩きするのも楽しい。1日約1万3,000個の豚まんが売れる、元祖豚まんのお店「老祥記」や、肉汁がたっぷり入った焼き小籠包が味わえる「YUNYUN」など、店頭で購入できる食べ歩きグルメが充実しています。
旧正月の時期になると、春節祭が行われます。期間中は様々な催しが行われ、普段から多くの人が訪れる中華街がより一層賑わいます。
2位:メリケンパーク
中突堤からメリケン波止場の間を指し、”港町・神戸”の雰囲気を感じられるエリアです。和楽器の鼓を細長くしたような優美なフォルムの「神戸ポートタワー」やユニークな形が印象的な「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」、帆船の帆をイメージした外観が特徴的な「神戸海洋博物館」などがあり、昼の散策はもちろん、夜には夜景もロマンチックです。
2017年4月にはメリケンパークがリニューアルし、それに合わせて誕生した「BE KOBE」のモニュメントが、新撮影スポットとして人気!神戸の青い空と青い海に、真っ白な文字がフォトジェニックです。
3位:北野異人館街
神戸の海を見下ろす高台一帯に明治〜大正の洋館が建ち並ぶエリア。神戸の中心である三宮と元町からも歩いて10〜15分とアクセスしやすく、神戸を代表する観光スポットのひとつです。異人館街エリアにはその当時からの建物が複数現存しており、全ての洋館を見るのは大変なので、事前に数を絞って訪れることをオススメします。
北野異人館街のシンボル的な建物である「風見鶏の館」や、NHKの朝ドラ『べっぴんさん』のロケ地となった「萌黄の館」、見どころの多い「うろこの家・うろこ美術館」等の洋館はぜひ訪れてみてください。
4位:神戸ポートタワー
神戸のベイエリアにたたずむ、和楽器の鼓を細長くしたような優美なフォルムの展望タワー。昼には真っ赤な出で立ちが印象的で、夜にはLED照明によるライトアップがベイエリアを彩ります。タワーは無料ゾーンの地上1階から地上3階、そして有料ゾーンの展望1階から展望5階で構成されています。
展望3階は、床が回転する回転喫茶室「スカイラウンジ」になっています。20分をかけて360度ゆっくりと一周し、神戸の景観を眺めながらくつろぐことができます。昼はケーキやドリンク、夜は地ビールとおつまみで楽しめます。
5位:神戸ハーバーランド
大型ショッピングモール「神戸ハーバーランドumie」や「モザイク大観覧車」、そして1890年代後半に作られた倉庫を利用した「神戸煉瓦倉庫」などの施設があつまり、ショッピングにグルメ、映画、アミューズメントと様々に楽しめるエリア。またハーバーランドからはクルーズ船「コンチェルト号」がでており、お食事をいただきながら夜景クルーズを楽しめます。
6位:姫路城
1993年12月に、奈良県の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録されました。2017年2月現在、城単体としては唯一世界遺産に登録されています。現在の大天守は、慶長14年(1609年)に建築されたものです。
2015年には約5年の歳月をかけ「平成の大修理」と呼ばれた大天守の保存修理を終え、築城当時の美しい姿へと蘇りました。目をうばわれる真っ白な姿は白鷺が羽を広げたようで、「白鷺城」との愛称で親しまれています。
7位:有馬温泉
群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉と並び、日本三古泉のひとつに数えられ、日本書紀にも登場する由緒ある温泉です。豊臣秀吉も有馬温泉を好み、記録に残っているだけで計9回も訪れているそう。レトロで風情のある温泉街にはお土産屋さんが並び、温泉街を流れる有馬川にはひときわ目をひく赤い欄干の”ねね橋”に、夜のライトアップが幻想的な”太閤橋”とふたつの橋がかかります。
有馬温泉といえば、濃いオレンジ色のように濁った金泉が有名です。金泉に入れる旅館などはありますが、気軽に安く楽しむなら公衆浴場「金の湯」。金の湯の外には、無料で金泉が楽しめる足湯もあります。
また商店街から少し入った静かな場所には、有馬の炭酸泉「銀泉」が楽しめる「銀の湯」があります。金泉の濃さが苦手な方は、こちらのほうが良いかもしれません。
8位:神戸ルミナリエ
毎年12月に旧居留地で開催される神戸の冬の風物詩で、全国的にも知られたイベントです。阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して1995年より始まりました。
旧外国人居留地・東遊園地をメイン会場として、「ガレリア」と呼ばれるアーチ状の電飾や、「光の壁掛け」と言われる「スパッリエーラ」などの光のモニュメントで神戸の街を美しく飾ります。
9位:城崎温泉
1400年ほどの長い歴史をもち、志賀直哉の小説の舞台でも知られています。街の中心を流れる川と太鼓橋、そして川の両側にゆらめく柳がとても情緒があり、浴衣でのそぞろ歩きがよく似合います。「外湯めぐり発祥の地」とも言われ、個性もさまざまな7つの外湯めぐりが城崎温泉の醍醐味。加えて無料で楽しめる足湯も5つあり、温泉好きにはたまらない温泉地です。
10位:スターバックス 神戸北野異人館店
北野坂の通り沿いにたたずむ、登録有形文化財を利用したスターバックス。元々は1907年(明治40年)にM.J.シェー邸として建てられた木造2階建ての住宅だったものを、2001年(平成13年)に現在の場所に再建・移築。その後2009年(平成21年)3月27日に、スターバックス神戸北野異人館店としてオープンしました。