|盛り付けの美しさにも感嘆「アフタヌーンティー」
「アフタヌーンティ」は14時~17時まで。季節の和菓子や色とりどりのスイーツ、一口サイズの軽食のほか、様々なドリンクメニューを用意。和菓子は和食の調理人が作り、洋菓子は洋食のシェフが手がけます。
手前はフロマージュムースにスライスしたオレンジをのせた「フレオランジェ」、その隣りに苺をのせた「ロールベリー」が並び、フランス菓子のオペラはコーヒーシロップを染み込ませたケーキですが、ここでは抹茶を使用。一番奥は「赤い果実のパンナコッタ」です。
旧目黒雅叙園の美術品を移築した和室宴会場「竹林」の、天井画をモチーフにしたショコラ。ペストリーの料理長が赴任した際、絢爛豪華な館内に驚き、スイーツに表現して誕生。5種類の絵柄があって、それぞれ味も異なります。1階のPATISSERIE「栞杏1928」でも販売しています。
牛乳で作られた「嶺岡豆腐」は歴史の味。千葉県南部の嶺岡は戦国時代から軍馬の産地。1728年に外国産馬を輸入した際、インドの白牛3頭が伝わります。8代将軍徳川吉宗が鷹狩に訪れた際、豆腐を所望。材料がなかったため、牛乳を葛で固め豆腐と偽り提供したところ、たいそう喜んだのが嶺岡豆腐の始まりと伝わります。
コーヒーや紅茶もそれぞれ数種類の中から選べます。中でも人気の「国産さくら紅茶」は、国産紅茶に桜葉をブレンドし、桜もちを食べたような春らしい風味。ホテルのレストランなどでは飲むことができない、ラウンジでだけの特別なお茶です。
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