夏休みが始まり、自由研究やお手伝いのために「料理」にチャレンジしたいと考えているお子さんは多いのではないでしょうか?
もし、そういう気持ちがお子さんから芽生えているなら、本当に素敵。親としては大切にサポートしてきたいことだと思います。
いざはじめようとしたときに、何からはじめたらいいのか? わからずに戸惑ってしまったりもするものですよね。どうすれば親子共々、安全に心に余裕を持って楽しく料理ができるのでしょうか?
そこで今回は、私自身が実践している「子どもと料理をする上で大切にしている5つの視点や考え方」をご紹介します。万人に共通する正解はないと思いますが、少しでも参考にしていただければ本望です。
視点① 料理は「台所」だけが現場ではない
まずは、料理=台所という概念を広げるところからスタートしてみましょう。何を作ろうか決めずに一緒にスーパーに行ってみると面白い発見や体験ができると思います。
例えば魚コーナー。我が家で恒例になっているのが、子どもが自由に選んだ魚を、お店の専用コーナーでお願いをしてさばいてもらうこと。「この魚は何料理がオススメですか?」と聞くと親身に答えてくれるはずです。そして目の前で調理してもらった魚のバトンを受け取ることは子ども自身の主体性を高め、ワクワク感にもつながります。
食材選びを楽しむところから始めてみると、親としても教える立場というプレッシャーから解放され、一緒に楽しもうという冒険心を共有できると私は考えています。息子とスーパーで相談しながら買い物をしていると、「料理するの?がんばってね!」などと声をかけていただくことも多いです。
視点② 食材選びを工夫して、子どもの興味を温める
日々の買い物の中で節約の視点は非常に重要。それをふまえつつも、子どもとせっかく料理をするのですから、興味を高められるようなアイテムをそろえてみるのも有意義なことだと考えています。例えば、ホットケーキを作ろうと決まったら、ミックス粉やはちみつをかわいいアイテムにしてみることで、やる気も期待感も膨らみます。
また、好きなキャラクターがデザインされた商品を選んでみるのも有効です。例えばディズニーのケーキスポンジやお餅はオススメで、難しい調理をすることなく、ケーキ作りやお餅料理にチャレンジすることができるでしょう。