外さない!上司へのプレゼント選びのコツ
家族や友人へのプレゼント選びとは違って、職場の上司へのプレゼントとなると、ますますどんな基準で選んだら良いか、とても迷いますよね。
漠然と「売れ筋アイテム」などを検索するよりも、最初に大事なポイントを決めて絞り込んでいった方が、外さないプレゼント選びをすることができます。
プレゼント選びの幹事になってしまった場合など、ぜひ参考にして下さい。
最初に予算を決めると絞り込みやすい
上司に「何を」贈るのかを考える前に、まずは予算を決めましょう。
自分ひとりで個人的に贈るのか、職場の複数のメンバー連名で贈るのかによって予算が変わり、選択肢も大きく変わりますよね。
・個人的に贈る場合……3,000~5,000円程度
・複数メンバーの連名で贈る場合……10,000~15,000円程度
贈る上司の年齢や、贈る理由によって上下しますが、あまり高額なプレゼントだと恐縮されてしまいますので、上記の範囲くらいで検討すると良いでしょう。
連名で贈る場合は、ひとりいくらくらいが妥当かをみんなで相談して、全体の予算を決めていくのも良いですね。
上司の年代によって違う、貰って嬉しいもの
モノに対するこだわりや価値観は、年代によって異なります。
上司の年代別に、どんなシーンで使うモノが良いか、検討材料にしてみてください。
■ 30代の上司なら
まだ若く、仕事もプライベートも精力的にこなし、20代よりも充実した日々を過ごしている方も多い世代でしょう。
独身の方なら、自分ひとりにお金を掛けられる余裕もあり、持ち物にはそれなりにこだわっている方も多いのではないでしょうか。
そんな30代には、ビジネスの場面でも日常使いできるお洒落なアイテムがおすすめです。
予算は高くても7,000円以内くらいにしたほうが、気を遣わせずに済むでしょう。
■ 40代の上司なら
自分の生活パターンが確立されてきて、自分の好みのテイストや世界観もはっきりしてくる年代です。
他人の評価よりも、自分が本当に良いと思うものを身に付けたり、身の回りに置いておきたいと思う方が多いのではないでしょうか。
事前に上司の趣味や好みをリサーチしておけるとベストですが、それが難しい場合は、自分では買わないけれど試してみたかったもの、などが良いでしょう。
例えば、ちょっと高めのボディケア商品なども喜ばれます。男性のスキンケアも普通になってきていますので、男女問わずおすすめです。
■ 50代の上司なら
子育ても落ち着いて、自分の趣味に時間を使うことも増えている方が多い世代です。
モノにこだわる派、全くこだわらない派、とハッキリ別れてくる年代かも知れません。
モノにこだわる派だと、ひと通り自分のお気に入りを揃えているかもしれません。
逆に、こだわらない派にモノを贈っても使ってもらえないかもしれない……とプレゼントを選ぶのが難しい年代とも言えるでしょう。
そんな50代には、無難ではありますが後に残らないお酒やグルメ系がおすすめです。
家族構成にもよりますが、家族で楽しめる鍋セットやスイーツの詰め合わせなども良いでしょう。
■ 60代の上司なら
60歳を過ぎても働き続ける方も増えている昨今ですが、一般的には定年退職を迎える上司に贈り物をする機会が多い年代です。
急がずゆっくり、量より質、というように、時間やモノに対する価値観が、より洗練されてくる方も多いでしょう。
老舗のお取り寄せグルメ、職人手作りの酒器など、ゆったりした時間を愉しめるようなプレゼントがおすすめです。
ざっくりジャンルを決める
具体的なアイテムを探す前に、ざっくりとジャンルを決めてから検索すると効率良く目的のプレゼントが見つかります。
大まかなジャンルと、どんな方におすすめかをお伝えしますね。
■ ビジネス系アイテム
ブランド物のボールペンや万年筆、ペンケースなどは、価格的にも選びやすく、ちょっと良いものを持っていると仕事のモチベーションもUPするアイテムです。
仕事の充実度が増してくる30代~40代の上司への贈り物におすすめです。
長く使って貰えるように、デザインや色は、ベーシックな物を選ぶと良いでしょう。
■ ファッション系アイテム
好みがハッキリしている上司の場合は、むしろ避けたほうが良いジャンルです。
しかし上司にこだわりが無さそうであれば、流行を取り入れたプレゼントが選べるので、「自分じゃ選べないから嬉しい」と喜んでもらえます。
男性ならネクタイ、女性なら職場での体温調節にも役立つブランケットなどが種類も豊富なのでおすすめです。
■ メッセージ系アイテム
特に定年退職など、長年の功績を労いたい場合などにおすすめしたいのが、メッセージを込められるメモリアルアイテムです。
名前の文字を使ったポエムや似顔絵などをフレームにして飾ることができるものが人気です。
世界に一つのオリジナルアイテムになるので、いろいろ考えてくれたという気持ちが伝わります。
■ 実用的アイテム
鞄の中にいつも入れて持ち歩くようなアイテム。
例えば、ドリンクボトルやメイクポーチ、メモパットなど、実用的なもので、ちょっとこだわりをプラスしたアイテムもおすすめです。
既に持っていそうなアイテムでも、自分では買わない値段の、ちょっと良いものを選ぶのがポイントです。