4.猫に「待て」を教えるときの注意点
犬のように期待しない
繰り返しになりますが、猫は元々持ち備えた性格や習性が犬とは異なります。
とても気分屋で飽きっぽい面があるので、決してすぐにしつけを覚えるとは限らないのです。「昨日はトレーニングできたのに、今日はそっぽを向いてしまう」なんてことはよくあることでしょう。
そんなときに怒ったり声を荒げたりするのはNG。飼い主さんは、冷静に対応しなければいけません。
猫にしつけをするということは、それだけ根気の要ることなのだ、という自覚を持つことが大切です。
一貫性を持つ
「待て」の習得までトレーニングを続けるのであれば、必ず一貫性を持って進めるようにしましょう。
例えば、「まぁ今日はやらなくてもいいか」などと日によって態度を変えるようなことがあると、トレーニングがスムーズに進みません。
ここでも、飼い主さんの根気が非常に重要な要素となります。
5.まとめ
猫にも「待て」を教えることはできますが、基本的には教える重要性はそこまで高くありません。
ただし、“食事の際に落ち着いていることができない”といった問題を抱えている場合は、「待て」の習得が役に立つこともあります。
また、しつけのトレーニングが愛猫への理解を深めるきっかけになることも。
それまで気が付かなかった愛猫の性格や真の姿を知ることが、共に仲良く暮らしていくうえで役に立つかもしれないですね!
提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)
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